かさぱのすとちぱの
雑 記(Private log)



家長私的記録、夢中暦200211.29

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--<コレマデ前削除済ミ>--

 おりしも政府が「来年度以降にたばこ増税を示唆」するニュースを見たので、一筆(増税の理由が「日本人の喫煙率を下げる目的」ではなく、「本当に金欠だから」ということに一番立腹している。昔からそうだが政府は、「カネがない」のではなくて「カネの使い方が(思いっ切り)ヘタクソ」なんである)。
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 ところでフィンランド人の喫煙率はいったいどうなのだろうか。1970年代を境に年々減少中であるという(→参考ページ)。1998年のフィンランド国内の喫煙者は25.1%だったが、翌1999年には23.3%(1970年から40%減少!)であり、喫煙率は「急激に減少中」という表現をしてもいい。これは「健康意識の向上」と「継続的なたばこ増税」による結果だと考えられている。マスメディアでの宣伝広告も1970年代に全面禁止されている。実際、私が初渡芬した1995年以来、渡芬する度にタバコの銘柄や販売されている場所が少なくなっており、逆にその値段は高くなっている。1995年に20マルッカ(約400円)だったラッキーストライク20本入り1箱が、2年後には22マルッカ(約440円)になっていた。2002年の訪問時にはもっと値上がっていたので(値段失念)、現地でタバコを購入しなかった(因みに日本では現在1箱280円)。
 フィンランド国内の飲食店は、旅行ガイドブックなどでは「全面的に禁煙」のように受け取れる記述になっていることが多いようだが、実際はそんなことはない。「喫煙席」と「禁煙席」に分かれている喫茶店(ただし喫煙エリアは店の表のテラスにあることが多い。極寒の冬の愛煙家の立場は。。)や、ごく普通にテーブル上に灰皿が置いてあるレストランしか見たことがない。喫煙できる店を意図的に選んでいたわけではない。

 友人のぴえのいす・おじさんもかつては愛煙家であったが、今はもうタバコを止めたという。しかしお宅に訪問した時は、「タバコを吸うヤツの気持ちはよくわかるわかる」と言いながら、玄関のポーチのテーブルに灰皿を出してくれた。「灰皿」といっても、それは素焼きの皿の上に植木鉢を逆さに置いたもので、これが飲食店でもよく使われている。この「逆さ植木鉢」を店頭で見かけたら、そこは「タバコが吸える店」だと判断してもよい

 つまりどうやらフィンランドでは、「タバコは体には悪いですよ。しかしそのことを踏まえた上で、敢えて吸いたいというなら仕方がない。まぁ、ほどほどにしておいた方がいいのでは? 実際、タバコを吸っても吸わなくても、ガンに罹る人は罹る、罹らない人は罹らないのが事実だ。タバコは人類の有史以来のアホな文化のひとつだ。電磁波やらいろんな電波や化学物質が充満しているこの地球だ。タバコの煙はその中の些細なひとつだ」とでも婉曲的に言いたげな気風を感じる(←多少、いや大いに、自分に都合よく考えすぎ; しかし「アル中はよい」が、「ニコチン中毒は悪」というのはいかがなものか)。

 いったい誰だろう。初めてタバコやマリファナを吸うことを覚えた地球人は。。。
 「葉っぱを燃やしてその煙を吸おう!」などというアホなことを考えた人間は、「ナマコを初めて食ってみたヒト」よりもアホなんではないかと思う本日である(以上、「アホだなぁ」と思いながら愛煙している。。。タバコを吸わない人間からの誹謗・中傷によって喫煙を止められるものなら、どんなに楽なものだろうか!)。(か)


裏家長私的雑感 夢中暦200211.29

 。。。などと、かさぴーが書いていますが、ちぱは煙草が嫌いです。
 新幹線で喫煙席に〜というようなコトを書いていますが、連れが煙草を吸うためにイヤイヤ喫煙席に付き合わされている人間もいるわけで。。。
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--<コレマデ前削除済ミ>--

 これだけの薀蓄を述べるのであれば、守るべきことは守ろうね。(ち)


※本文中に削除部分があるのは、第二管理人の検閲を受けた際、「あまりに愛煙家の主観に基づいた過激な文章である」として「不許可」が出たためです。悪しからずご了承ください。「タバコを吸わない人」=「聖人君子」であるかのような第二管理人の発言も削除しました。(か)



家長私的記録、夢中暦200211.09

 本日、ようやく更新が可能になった(「infoseek isweb」および「(旧)hoops」の無料ホームページ利用者は、方々でこんなことを書いていることと思う。実はこういう事情だったのだ)。
 それに伴いURLも変更になってしまい、リンクしていただいているサイト管理者諸兄にあいさつ廻りをしなければならないのだが、極めて近いうちに、更に変更する予定である(トップページを、より安定したサーバに移す予定である)。

 さて、このところBBSでは「スター・トレック」が熱い(管理人がトレッカーなために、フィンランドやミリタリーモデルのこと、モンチッチやオーロラのことなどソッチノケで、ひとりで大騒ぎしているだけなのだが;)。
 今更ここで「スタトレとはなんぞや?」という話をするのは避けるが(私がまたしても暴走するため;)、非常に緻密な世界観を持った(要は「未来版・宇宙版・サザエさん」的展開を成している)、壮大なドラマである。多分に「お説教くさい」オチの話が多いのだが、それゆえに「トレッカー」ないし「トレッキー」と呼ばれる「信者」が世界中に多い。CS局「スーパーチャンネル」が日本におけるスタトレの普及に大いに貢献しており、マクタロウ氏の「たまに行くならこんな店」の「店長メモ」にて、このドラマシリーズの解説(と周辺状況)をご承知いただけると思う。

 話は変わって、私の勤務先の会社事情。
 そこは10余名ばかりの人員が働いている、都内の零細企業である。恥ずかしい話、10余名しかいないのに、その内3人を除くすべてが55才以上(うち数名は明らかに「いつ倒れてもおかしくない年齢」)なのである。それも、年齢相応に気品と教養・度量のある、頼り甲斐のある「いい親父さんやおばさん」であればなにも文句を言えるものではない。
 文句が絶えないのは、そうではないからである
 その中で私はある役職に就いているのだが(名前だけ)、社長以下このジジイやババアどもと来たら、「言うことを聞かん」「勝手に判断する」「気が利かない」「きちんとした『社員教育』なるものを受けたことがない」という連中なのである。逆に言えば、こんな「頑固で強情で常軌を逸した」連中だからこそ、東京の下町で数十年に渡って会社が存続している(奇跡だ!)のだろうという考え方もできるのかも知れない。今後、この会社をどうしたいのか、社長の考え方や方向性がこのところ本当に理解できない。いつまで経っても「零細企業」である。

 また、その中でコンピュータを扱えるのは(もはや、コンピュータによる作業が不可欠な仕事であるにもかかわらず)、私ひとりであり(私の助手ないし後継者として新入社員を登用するつもりはないようだ)、実は3台のPCとそれに連動する2台のプロッター(彫刻機)を一人で運用(独占?)しなければならない毎日だ。それに別の工作部門の仕事の指導・補佐も請け負わなければならないばかりか、「コピー機の具合がおかしい」「電話機のボリュームが小さい」「字が小さすぎて読めない(!?)」ということになると、私が呼ばれるのである(!)。使えない人材の首を切る権利があるのだぞ、自称「人情派」の社長。
 そうこうしている内に、次から次へとプログラムを組まなければならない仕事が舞い込んでくる(大抵の場合、急ぎの仕事ばかりだ。「世の中は私の仕事を、いかに簡単なモノだと思っているのだろうか」と自問することが多い)。
 そう。私の廻りの(社内や取引先の)ジジイやババア(※)にとっては、「コンピュータ」というものは、「ボタンひとつでなんでも出来る驚異のマシン!」なようである。

※最近は、老後でもがんばってコンピュータやインターネットの使い方を学び、人生をより豊かにしていこう!とするお年寄りも居られるのも事実。そういう方々に対しては、私も「おじいさん・おばあさん」という愛着と敬意を込めた呼び方をする。そうでないお年寄りに対してのみ「ジジイ・ババア」と差別的に呼ぶことにしている

 そんなワケで、常々そんな「『コンピュータ』と言えば『なんでもすぐ出て来る』」と思っているらしきジジイ・ババアどもの言動に対して怒り心頭することが多いのだが(東京の下町で、キツイ関西弁で怒鳴りつける日もある)、出来ることなら物静かに落ち着いて、優しくありたいものだ(事実、相手は年輪を刻んだ「人生の先輩」的年齢なのだから。怒鳴りつけるのは心苦しい)。そこで、こういう風に考えると、あまり怒ることもないのではないかと思うに至った。

 「コイツらはスター・トレックの見過ぎなのや!」

 。。。そのワリには対人関係や社会的行動力について、あのドラマから何も学び取っている様子がない。余計にハラが立ってきたので、これで、しまい! (か)


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