かさぱのすとちぱの
雑 記(Private log)



家長私的記録、夢中暦2001.11.29.
先週末、散発には結局行けず終い。(髪の毛を)なんとかやっつけたいと思いつつ、他の戦線が拡大しているため、計画が進まないこの状況は、往年の「あしか作戦」と似ている。
ところで先日、当BBSにて話題となった「D-8装甲車」キットが、かば◎氏のサイト:「河馬之巣」内「小国陸軍キットリスト」に掲載された。メーカー名不祥のこのキット(「M」というロゴマークしかない)、メールアドレスが記載されていたので、問い合わせてみようかと(「おたくさんはどちらさんですか?」と)思ったが、箱と取説でアドレスが違うのである(!)。取説には「alex@〜(ウクライナサーバー)」、箱には「(graphic design:)chercashin@〜(ロシアサーバー)」とある。後者は箱絵担当氏ちぇるかーしん氏(?)のものであるらしい。
こんな体裁の商品がどういう販路を築いたのか、甚だ不思議である(キットをそのまま生かしつつ完成させようとしている私の行為も不思議である)。(か)


家長私的記録、夢中暦2001.11.22.
(雑記をずいぶんサボったもんだなと思いつつ)今週の休みの日の内に、散髪屋さんに行くつもりである。
正確に言うと単なる「散髪」ではなく「髪の毛を全部取っ払う」決意である。 生まれてこの方「丸坊主」はおろか「スポーツ刈り」にさえしたことがない。 現在はすっかり伸びてしまった後ろ髪を束ねているが、風呂上りの姿などもう「落ち武者」か、或いは「怒り狂ったクリンゴン」の様を呈している。
そう、私は髪が薄いのである。その上柔らかい。カツラだの植毛だのに対しては「悪いことしてないのに、何をコソコソ隠さなアカンねん」と思っている。 決してハゲの負け惜しみではない。朝起きて忙しいにもかかわらず「ネグセがどうの」「セットがキマらなくてこうの」言ったり、風呂で「シャンプーがない」とか「ドライヤーはどこだ」とか言うのは誰しもイヤなものだろう。だから散髪に行ってバリカンでバリバリやってもらうつもりである。
また地球人は毛むくじゃらの猿から進化し(したことになっている。現在の考え方では)、毛の少ないホモ・サピエンスになったということは、毛の薄い、少ない人というのは「より進化した人類の形態」ではないかという説を常々考えている。最近は男性でも、腕や脚の脱毛が「イケてる」らしいが、そんなことは愚の骨頂、男らしくない、という見解である。髪の毛こそが「ムダ毛」である。
百花繚乱の発毛剤のCMを見るたび不思議である。頭皮にかけた薬品を指で揉み込んでいる。本当に毛が生える薬なら、まず最初に指の毛ぇがぼーぼーになるんちゃうんかぃ!!と言いたい。
もうこんな面倒を起こさせる髪の毛なんか要らない。私がカッコイイと思い、憧れているのは「頭がピッカード」艦長である。
家人や、実家やヨメさんの両親がなんと言おうと、ここで決意を新たにして、剃髪する所存である(と言ってもツルピカにするつもりではない。「カツオくん」になりたいのである)。(か)


家長私的記録、夢中暦2001.11.15.
去る11/11(日)、虎ノ門にて開催された@nifty模型サークル展示会にお邪魔させていただいた(関係者皆様には心より感謝とお疲れ様でしたの言葉を申し上げたい)。
普段ハンドルネームでしかお目にかかれない方々と、実際に話をさせていただき楽しかったのだが、お話させていただいた方々についてハッキリしたことは、「皆ガチガチな人達ではない」ということである(!)。
つまり、「実車/実機についてどうしたこうした」「キットは違うの合ってるの」ということは、飽くまでも個人の研究課題として(独自にリサーチした結果)を各地のサイトやBBSで展開されているだけのことであり、その正体は実に社会的で、知的遊戯を楽しめる人々(ってこれがオタクなんだろうけど)、ということである。
また模型は(出来の悪いキットだろうが、資料のない模型だろうが)、つまるところ「作ったモン勝ち」の世界であることを私も含めて、皆さん自覚しておられる。「完成させていない人」は、「完成させた人」に対して文句を言えたもんではないと思っている(そりゃ知らずに「W号J型にヤシの実マーク付けてる」とか「T-34の転輪が片側6つもある」とか、明かな誤りは教えてあげる必要はあると思う)。

ここで一度、「模型」の製作や考証に対する、私とこのサイトにおける考え方を明確にしておきたいと思う。
模型は模型!」というのが結論なんである。
例えば、オーロラの写真は美しいし、その美しさを伝える役割も果たしていると言える。
しかしオーロラを実際に体験して以来、写真やTVを見るたび「(オーロラの凄さは)こんなもんじゃない」というのが正直な感想である。小さな四角で切り取られた画面では、その迫力や荘厳さをすべて伝えきれない事実を感じる。

模型も同じく、実車の迫力や生々しさを目の前にして以来、1/35スケールで1mmズレていようが、少々角度が違っていようが、極端な話「根本的に模型では、実車のアノ凄さを全部伝えることは不可能。模型は模型として楽しもう」と考えるようになったのである。
決して「考証主義」を否定しているのでない。実際、自分もあれこれ資料や写真を見て唸るのは好きだし、各地のサイトで勉強させていただいている。
しかし実際に、転輪ひとつひとつの直径に誤差があったりゆがんでいたり、履板1枚1枚の幅にわずかながらに長短があったりと、そんな現実を目にしてしまうと「1/35ならどうでもいいや。そこまで厳密に再現したらヤヤコシてしょうがない」と思うに至ったのである。

そう考えると割り切って製作に踏み切りやすいので、ストックの山も減らせるし、完成すると気持ちがいいし、どうせ山が減ったら、またその穴を埋めに模型屋さんへ走ることになる(不思議な事実!)のだから、小売店さんも問屋さんもうれしい、メーカーさんも元気が出てくる、これで不景気も脱却、、、 という風が吹けば桶屋の理想論を今ココに書いておきながら、完成品が今年ロクに出来ていない、事実、模型のコーナーをアップすることさえ出来ていないワタシである。。。墓穴を掘ったな。。。その上えらい長くなってしまって。(か)


家長私的記録、夢中暦2001.11.14.
書きたいネタが積もっている。先日11/11、ニフティ模型フォーラム展示会にお邪魔させていただき、模型製作のいい刺激を受けたこともあり、模型ネタも積もっているのだ。とりあえず模型製作の方は、「ヘルシンキ市警イングラム(!)」を早く片付けて、本職のAFVに戻りたいと思っているのである。(か)

家長私的記録、夢中暦2001.11.07.
pienosimalliの編集長(通称:「ぴえのいす・おじさん」)からメールを受信。注文していた本は発送済みだという知らせだったが、追伸として、「なんであんたのサイトの名前は『Anteeksi!』なん!?Anteeksiって"excuse me"とか"I am sorry"っちゅう意味やで!?あんたなんにも悪い事してへんがな!?なんで謝られんといかんの??あんたら日本人は、ワタシらより丁寧やからなぁ。芬日の感性の違いかね?」と聞いてきた(笑)。
確かに日本で『すんませ〜ん!』というタイトルのサイト(笑)を見たら「なんでそんな名前??」と思うだろう。
返事には最初の雑記に書いた通りに「ホームページという受動的なモノに「あ、ちょっとすいませんが!」と声をかけさせるというのは、なかなか気が利いてるでしょ!日本人は自分の好きなモノを擬人化するのが好きなの!」と書いておいた。これには後日談があるのだが、またこの、ぴえのいす・おじさん夫婦についてはいずれまとめて書きたいと思う。(か)
※文中、芬蘭人の弁が関西弁になっていますが、これは「ほぼ99%の単語の第一音節にアクセントがある」という芬蘭語の特徴を意識して訳したものであり(メールは英語ですが)、芬蘭で関西弁が通じるわけではありません(しかし彼らの会話を聞いていると「今のは関西弁か!?」と思う時があるのも事実)。

家長私的記録、夢中暦2001.11.03.
当サイトも立ち上げから、もうじき2週間となる。私:かさぱのすが管理担当している「実車/実機写真集」コーナーは随時更新しており、 その他小国軍(模型)関連サイトからのアクセス/リンクもいただき、あげくにBBSまで試験的に設置してみたら、リンク先から実際に 色々な方々に訪問していただいている。
しかし、とりあえず今のところ「かさぱのすの趣味」に偏っている(このままでは単なる『フィンランド・ミリタリーのサイト』になってしまう!)ので、 現在未完成の他のコーナーを充実させたいと、ちぱとともに思っている。
本サイトの基本概念は、飽くまでも「フィンランド風」(=「ガッつかない」「のほほんとした」「ゆとりのある」)、「フィンランドと、その国を守る兵器と、オーロラと、モンチッチとクロステッチと」 のサイトである。ゆえに今後、構成を大幅に改変することもあろう。地道にのほほんとやっていきたいと思う。お付き合いいただける方々には、どうぞ「フィンランド風」にお付き合いいただきたく思っている。 実はBBSも、今のところアイコンをタイトルページに設置するのを躊躇っている(管理能力の限界を超える危惧も予想されるからだ)。
ただしBBSがあることを知ってくれた人には、どうぞメッセージを残していただきたいと思う(同好の人々にとって、非常に有効なコミュニケーション手段であることは痛感している。それにしても自分の父親にアラされるとは!)。(か)

家長私的記録、夢中暦2001.11.02.
昨日の「雑記」では、つい感情的になり愚痴を書いてしまった。本来「自分達の好きなものだけ」のサイトのハズである。以後は愚痴や批判は書かない(と思う)!
BBS設置して1日。皆さん声をかけてくださる。本当にありがたいことだ(でも父に「書き込んでもええで」と言ってしまったのが最大の失敗だ!!)。
あと、きららさんちのよれよれサイトにリンクしていただいたことは要報告(フィン空ファンクラブなるものが立ちあがる話が出ている!)。それと、(初期の「アーマーモデリング」誌の作例や、自己ブランド「フランシーヌモデル/K-ヘックモデル」でもお馴染みの)笠松さんちのアトリエでろり庵のBBSにて、ヴァンター空港で使用していたらしい「ウニモグトラック」の写真のURLを公開(実車写真集からも写真だけリンクしてあります)。(か)


家長私的記録、夢中暦2001.11.01.
いつのまにか11月になっている。誕生月だ。昔は誕生日というだけでうれしかったものだ。やっぱりオトナはだねぇ。
オトナと言えば、ワシは本日、機嫌が異様に悪い!もちろん原因は仕事である。「納期がない」とか「技術的に難しい」とか「そのくせ実入りが悪い」とかいうのはどーしょーもないにしても、今日、さっぱり音沙汰のなかった某取引先より、某「お金持ち」がエンドユーザーという仕事の依頼があった。この「金持ち」がまた「ヤヤコシイひと」らしく、(中間マージン取るんなら)そんな「ヤヤコシイ」ユーザーだとわかってるんなら、きっちり打ち合わせてから出直して来い!と、中間業者には言いたい内容だった上に、納期も無茶苦茶だ。ユーザーはユーザーで、どうも「世の中なんでも、金にモノ言わしてきた」タイプのオトナらしい。最悪。いい歳コイたそういうヤツらに「大人」と自称してもらいたくないんである。そういうオトナどもが作った理想社会の結果が今の日本かと思うと、、、まぁ納得できんでもないな。
あ、本気で怒ってしまいました。すんまそ〜ん
ところでゼンッゼン話しは変わって、本日、ひともすなるBBSなるもの、我もしてみんとて(暫定的ながら)起動するなり!
まだタイトルページにアイコンを載せてませんが、ここ(http://www61.tcup.com/6101/kasapanos.html)と更新記録の中でリンク張っときますんで、よろしければおカキコみください。なにしろ内容に収拾のつかん当サイトのこと、BBSも収拾がつかなくなる可能性大ですが、わたしが1番目にカキコんだ「ジャンルのバラバラなひとのブレインストーム」というのが基本的な目的です。(か)




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