かさぱのすとちぱの
雑 記(Private log)
家長私的記録、夢中暦200203.18
目下、このサイトを運営する運営するに当たって、また私自信が芬蘭(と特に軍事、模型製作)に関して参考にしている文献・資料をリストアップ作業しているところである。本来はサイト設立当初から挙げておくべきリストなのだが、今や「ちょっとした量」になっており、なおかつ現在では(日本国内はおろか芬蘭国内でも)入手可能か否かよくわからない文献もあるため、その紹介が遅れていたのだが、近日中にまとめて掲載予定である。
書籍にせよ模型にせよ、我が家におけるその保管場所は、以前にも書いた通り飽和状態である。今となっては用済みとなった本や古いキットは、古書店や某ネットオークションで二束三文で放出しているのだが、ほぼ入れ替わりに新しい本を入手しているので、なんら飽和状態の解消にはなっていない状況である(!)。
あまつさえモンチッチやゲーセンのプライズ(これらのを持ち込むのは細君)、食玩、宇宙艦隊、その他芬蘭雑貨等々が更に犇き、更にその状況でそれらを増殖させて続けているのは、我ながら驚異である。
先日、模型店(お馴染み)マキシムに顔を出した際、店内でかば◎氏と偶然に遭遇。GAZ-67B(ソ連版ジープ)の戦中型改造パーツセット(芬蘭軍は使っていないのにも拘わらず。。)や、フォッカーD.VIIF複葉戦闘機のキット(こちらは、戦前の芬蘭空軍が使用している)を購入しつつ、近所の「ベローチェ」(喫茶店であり、カルロ・ベローチェと。。。少しぐらい関係があってもいいんじゃないか(笑))にて、ちぱをも呼び出してお茶をした際、氏より「どこかに行くと思わずワケのわからんモンを買ってきてしまう」という話題が出た。
氏がかつてレニングラード(現ザンクト・ペテルスブルク)の(共産主義体制で不便なシステムの)書店にて(散々待たされたあげく)購入した「食べられるキノコ図鑑」(笑)や「(読んで理解することのできない)日本語で書かれたSF小説」などを購入してしまった話など出た(しかも氏の博識ぶりには感嘆するばかりだ)。
「思わずワケのわからんモノを買ってきてしまう」というのは、私も同じような性癖があるので全く同感である。とりもなおさず当サイトの「芬蘭雑貨のコーナー」は、そんな「芬蘭で思わず購入したワケのわからんモノ」を(わざわざ頼まれもせんのに公に!)紹介しているというコーナーである。ここで紹介された商品が国際的に爆発的人気を得る、などということがない点に、愛しささえ感じる(?)。
先日出張で(なぜか突然)ドイツとフランスへ行って来たという父から、土産モノが届いた。当たり障りのないチョコレートやユーロ硬貨などと共に、なぜか「(軍用かと思うほどゴツイ)方位磁針」、「(珍妙な形の)ツメ切り」が。。。(笑)
先週、「トイざラス」にて思わず購入してしまった、タカラ社の「コンバットホン」(参考:タカラの告知。使用中の写真を自分で撮ろうとしたが、あまりにアホらしいので取りやめた)などで喜んでいる自分を客観的にあらためて見るに、「あぁ、ワシの『思わずワケのわからんモンを買ってしまう』癖というのは遺伝なのやな」と思った次第である。(か)
家長私的記録、夢中暦200203.07
花粉症の季節で云々、と話し出しただけでハナがムズムズしてくる人もいるので、この話題は避けたいが、我が家でも、ワタシが「突発性花粉症(ある年は何の影響もなく、ある年は目鼻がムズムズ、ある日のある一時期だけ目が目がショボショボしたり)」であり、ちぱもどうやらこの時節の影響で喉の粘膜の具合が悪い。
ところで現在、BBSにて「ハジレコ(「初めてのレコード」。『レコードコレクター』誌より>どんじ氏言い出しっぺ)」の話題が突然降って沸いている。
こればかりは各個人千差万別、それぞれに違うタイトルが「ハジレコ」なので、「ヒットチャート」とか「投票リスト」を挙げるわけにいかないが(その上、>お化けゾシー氏のように「初めて買ったのはCD」という世代もある(!)ので)、それぞれに(今となっては多少に恥ずかしい)思い出や、思い入れのある曲があるということは、非常にすばらしいことであると思う。
因みに私の最初のEPは「ウルトラ6兄弟全員集合!」とかいう、ウルトラマンシリーズのオープニングタイトル集であり(しかし歌がTVで使われた「本物」ではなく、子門真人が歌う「コロムビアバージョン」であるのに気付いたのはごく最近のことである。。)、すでにこのときにオタクとして育つべくして育てられた感がある(子どもに買い与えるレコード(ないしCD)というのはよく気をつけなんといかん)。
その後、最初に自分の貯めた小遣いで買ったEP「スターウォーズ:帝国の逆襲」、LPはL.バーンスタイン&N.Y.フィルの「オペラ序曲集」を筆頭に、様々なジャンルを聴いて育った。両親の若かりし頃のレコードのコレクションも聴いていた。
しかし中学に入ったあたりから(周囲が最新J-POPを聴いているころ)、突然NHK-FM(!)しか聴かなくなったのである。理由は「きょうびのヒット曲は♪チュクチュク言うてるだけで、音の幅や色がない」とかいうものだったと思う(もっともこの頃すでに、「マイナー嗜好」が始まっていたのだが)。ひとりでクラシックや「ちょっと前の曲」を聴く、一言で言うと「暗い、ヤなヤツ」と自他ともに認める中学時代を経て、ある日突然、それまで聞きもしなかった(当然「夕焼けニャンニャン」など見もしなかった)「工藤静香」や(マンガは毛嫌いしていた上に、本放送からすでに5年経った後の)「スケバン刑事」などという「メジャーどこ」に、ふとしたキッカケでハマリ込んでしまったのだ。
しょうもないキッカケだったのだと思うが、それ以降「暗い、ヤな」性格も(少しは(!))変わり、現在も様々なジャンルを聴いて楽しんでいるのである。
しかし相変わらず「最新J-POP、ヒットチャート!」とかいうのには抵抗を持っているのは否めない。。要するに「ひねくれている」ために「売れているモノ」が嫌いで、「売れそうもないモノ」にこそ惹かれてしまうのだ。逆に言えば私が「こんなもんダメだ!ワシは買わん!」と言ったモノこそ売れるモノなので、株式市場に私を「逆アナリスト」として起用してくれれば、日本の景気も変わってくれるのにのぉ、などとバカなことを考えている今日であった。
ところで(ご無沙汰の)フィンランドネタ。
芬蘭のポップスは日本人に耳馴染みが非常によい。私が渡芬する度に買ってくる、ご当地のオムニバスCDシリーズが「SUOMI ROKKIA(=芬蘭のロック)」である。縦ノリな曲もあれば、「聴いたことのあるような懐かしい」癒し系ソングまで、おすすめの逸品である。これについては購入してからの後日談もあるので、「雑貨」のコーナーで紹介しようかと思っていたが、とりあえずここで紹介する。
私が「日本でも売れる!」と思うのだから、売れるとは思えないのだが(!)、こちらのサイトで、収録ナンバーなどが紹介されている(発売元のタンペレにあるPOKO Records OyのMervi Ka"ma"lainen女史とは、ひょんなことでメールのやり取りをしたことがある。同社サイトの英語によるスタッフ紹介はここ)。(か)
家長私的記録、夢中暦200203.01
遂に今年は、東京都内に本格的に雪が積もることなく(積もれば積もったで問題だが)、冬が終わろうとしている。
私の原風景(自分の見た景色の中で最も古い記憶。現在の自己形成に大きな影響を与えていると言われる)が北陸の雪景色なので、以前にも書いたように、冬のラップランドの雪景色には懐かしささえ感じる。5月の旅も楽しみだが、時間さえ都合がつけば、冬にも行きたいと思う(思うのだけは自由)。
このところ(というか私が現在のセクションを任せれてからずっとだが)、大変忙しい日々である。ハッキリ言って、コンピュータ彫刻を扱える人間が、社内でワタシしか居ないためである。中小企業ってどこもこんなもんか。
。。と、ついボヤキを始めそうになる自分を抑えて、話題を変える。
「D-8装甲車」という、マニアでもパッとは思い起こせない、ソ連の珍妙な装甲車の模型を、
web上で開催されている「Minor Modelling Contest」(←これまた考えてみれば珍妙なコンテスト)に出品したが、これがまた意外なほどにウケが良いようでうれしい限りである。 車種もマイナーなら、メーカーもマイナー(というかメーカー名不詳!)、それを芬蘭軍が捕獲したもので再現したのもマイナーと、我ながらこんなものを作って喜ぶ人格を疑ってしまう。ところがあちこちから「カッコいい」「よくぞ組んだ」などという声を掛けていただき、感涙咽ぶ思いである。
製作を開始してから細かな歴史的発見などあり、早急に「模型コーナー」または「考察コーナー」を整えたいと考えているが、なかなか時間的にも気持ち的にも余裕がないのは、先ほどボヤキ始めそうになったような状況だからである。
「模型コーナー」開設にあたっては、まだ問題がある。
問題はそのページの構成である。最近思いついた構成は「詳しい製作者(かさぱのす)と、ド素人のヨメ(ちぱ)の対談形式」である。「わかる人」ばっかりが話すより、「わからん人」からの意表を突いた有意義な意見が出ることを期待したのだ。早速、件のD-8装甲車を前に少し話をし始めて、ワタシはすぐ会話を投げ出した。
か:「コレ。。出来た。どうよ?」
ち:「おー、出来たか。写真もアップしてもらえたし、よかったわねぇ。ウチのデジカメでも結構イケルじゃない」
か:「それよりどー思う、コレ」
ち:「。。うーん。。」
か:「なぁ、なぁ?」
ち:「。。ヨゴシ過ぎじゃない?(キッパリ)」
か:「♯!」
。。そんなわけでヤル気もなにも頓挫してしまったのである。以前T-26軽戦車の模型を作ったときもそうだった。1942年冬の芬蘭軍のものを再現すべく、緑色の戦車を仕上げ、その後ベチャベチャの冬期迷彩を施した。この時も
ち:「キタナイ。緑色の時の時の方がよかった!」
。。という一言に面食らった。確かにキタナイ。泥やらサビやら、戦地で施した塗装やら。
私は、実存した戦争中の戦闘車輌を再現しているのだから当然のことに思っているのだが、模型を単に「ぷらもでる」として見ると、わざわざ汚らしく塗装した完成品など嫌悪感を覚えるのだろう。
最近の模型雑誌で、エアブラシで絶妙な塗装がなされた上、陰影を強調してヨゴシの方はホドホドになされているのは、この「見た目にキレイ」だからではないだろうか(原稿の締切に間に合わせるためである理由の方が大きいだろうが)。
私の模型の作風はと言うと、(「プロフィール」にも書いた通り)今でもすべて筆で塗装し、古式ゆかしいドライブラシ愛好家である。「グリーン一色」であっても様々な「緑色」を重ね、色に深みを出そうと昔から試行錯誤の繰り返しである。つまりスケールモデルをいくら謳ったところで、決して「ホンモノの色」ではない。ついでに多少に実車と寸法や形状が違っていたり、工作技術がおぼつかないところがあっても自己満足する限りは「良し」としているので、「印象派」とも呼べるだろう。考証の無茶苦茶行き届いた、超絶工作が施された作品も、それはそれで本人が満足しているのであれば見ているこちらも満足であるが、F.バーリンデン氏の「タミヤの素組みの/ツィンメリットコーティングのない/灰色のIV号突撃砲(考証面からすれば大間違いだらけなのだが)」も好きなのである。
飛行機の模型にしても、ワタシは同じ考えである。現在発売中の「マスター・モデリング」通巻第2号には、ハセガワ1/32メッサーシュミットMe109G-6を筆で仕上げる過程が載っている。もう何年もそんな製作記事を目にしていなかったので、非常に感激している。
「PIENOISMALLI」最新号(01/2002)にも同じくハセの1/32メルス(フィン空仕様)の作例が出ているのだが、こちらではなんと本文の前に「国籍マークの位置が違っていることを予めご了承ください。本当はもう少し後側に付くのよ(テヘヘ;)」という旨の一文が、珍しく芬語/英語両方で書かれている。「国内唯一の模型雑誌がそんなことでいーのか!?編集長!!」と思ってしまったが、作例を見て「自分も作ろう」と思う読者にとっては、「あんたがたはこんなコトしちゃダメよ」と言われているようで、逆に微笑ましくさえある。
模型についての薀蓄を述べてしまいました。。まぁ、興味のない人を巻き込もうとしたのが大間違いということだろうか。悲しいねぇ。もっともワタシも、ちぱのモンチッチを見る度、
「うわ!ケモノかヒトか!?獣人っ!」
。。と感想を述べてしまうので、彼女がマトモに付き合ってくれない気がわからんでもない。(か)
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