かさぱのすとちぱの
雑 記(Private log)



裏家長私的記録、夢中暦200204.22

 今回は久々にちぱが書きます。(書けって怒られるんだもん…)
 GWも近づいて来て、みなさん色々な予定があると思います。
我が家は、フィンランド旅行に行く予定なのですが、今回の雑記はその行程をチラホラと。
日程道程宿泊行動予定
1日目成田→ヘルシンキ→タンペレタンペレヴァンター空港側の航空博物館
2日目タンペレ→ユヴァスキュラ→タンペレタンペレ中央航空博物館
3日目タンペレ→ハメーンリンナハメーンリンナムーミン博物館
砲兵博物館
4日目ハメーンリンナ→ヘルシンキヘルシンキ戦車博物館
模型屋(か)&エスポー(ち)
5日目ヘルシンキ→ツースラ→ヘルシンキヘルシンキ対空博物館
戦争博物館
6日目ヘルシンキ→タリン→ヘルシンキヘルシンキのんびり&買い物
7日目ヘルシンキ→成田機中泊のんびり&買い物
8日目成田  

このような予定になっています。行動の予定は実際に行ってみてから変更することもあります。移動する時間等はその時の流れで…それに寄って行動も変わるので。
フィンランド軍好きな方にとっては、きっと満足の行く行程かと思われます。(いや、行くのは私達ですが…)
あまり、一般的な行程&行動予定ではないと思いますが(^^;、取りあえず、楽しんで来たいです。(ムーミン博物館も行くし、ユヴァスキュラにはChurch Parkもあるし、タリンも行くし…)(ち)




家長私的記録、夢中暦200204.12

 先日、秋葉原にて(「ロクなキットがない」と巷に評判の)1/72スケールのMe109Gを3つも(A-MODELのG-2、アカデミーのG-6と-14)購入しつつ、がらんどう氏かば◎氏はるたまん氏らと、なかがわひろゆき氏の「不惑の歳」を祝うべく(笑)、お気に入りのベトナム料理屋にて歓談。  諸先輩がた(というか、はるたま氏曰く「現役のオタク」(笑))の博識ぶりには、若輩の私など圧倒されっぱなしであったが、話題のひとつに「『あんぱんマン』の”自分の頭(←あんパン)をちぎって人に分け与える、というヒーローとしての行為はいかがなものか””損傷した頭(←あんパン)を、ジャムおじさんに作りなおしてもらったものに換装している最中、彼の思考システムはどうなっているのか”というものがあった(>かば◎氏の「腹部にもうひとつ頭脳がある」説が有力?)。
 私はかつて「自分の頭(←あんパン)をちぎって人に分け与える」シーンを目にして以来、「オレの知ってる『正義のヒーロー』はそんなことしない!『あんぱんマン』を自分の子どもには見せたくない!」と思っている(「忘己利他の極み」を子どもに教えるシーンではあるが)。
 おりしも先日、「(現在TV朝日系で放送中の)『仮面ライダー・龍騎』を観るのをやめる!」発言を妻にしたところだったので、今回は特別に(いつも特別なこと書いてないが)「特撮ヒーローもの」について書いておきたい(ちなみに細君:ちぱやその妹は、毎週楽しんで観つづけている)。

 私が幼少の頃に(。。三十路に手が届く今現在もそうだが。。)「モノの善悪」「人としての生き方」等々を、東映や円谷プロの特撮ヒーローから学んだことが多い。実際、成長に著しい影響を与えられている(「(本物を観た人間から観た)特撮オーロラ」の駄コンテンツを書くに至っては。。)。
 当然「仮面ライダー」シリーズを名乗る「龍騎」も観ていたのだが、私の主観ではあるが「視聴率がよいことに調子に乗って(内容を理解できる)対象年齢を上げ過ぎている。石ノ森はこんな書き方しない!」等と思う点が当初から存在し、先週の放送分でついに「キレた」のであった。「金があったら何が欲しいか」と聞かれた主人公(=ライダーに変身する)の答えが
 「色々あるけど。。自動車とか、、
。。。バイクだろっ!!「ライダー」ちゃうんけっ!?「クルマ欲しい」言うなよ(笑)。。思わずキレて「もう観ない発言」に至ったのである。

 現在CS「東映チャンネル」では「人造人間キカイダー」が再放送中である(おりしも「龍騎」の直前の時間)。原作とかけ離れた内容ではあるが、それでも幼少の私には(その時すでに再放送だったが)強烈な印象を与えた名作である(しかも音楽の豪華なこと!)。全国放送の地上波の番組なのだから、「単純な(善悪の)二元論」でもいいのではないか、と思っている。再放送で繰り返し見るたびに(自分が成長するたびに、と言い換えてもいい)、以前は理解できなかった「人間関係」や「生きることの難しさ・重大さ」「命とはなんぞや」といったもの(現作者や脚本家の言わんとするところ)が見えて来ると思う。
 さきの「龍騎」も「仮面ライダー」という名前を引き継がなければ、素直に「新しい番組」として観られたのに、と残念に思っている。
 しかしなんだかんだ言っても、芬蘭フリークの私がご当地に移住することもなく、日本を離れられない理由のひとつは間違いなく、「(日本では)特撮ヒーロー番組が手軽に観られる」ことである(第一フィンランドは、現地の異性と結婚でもしない限り、永住権そのものを取るのが難しい国でもある)。現にこれを書いている今も、BGMは「ハカイダーの歌」である。 (か)

PS:「特撮ヒーロー番組」からは「正義」のみならず、「悪の美学」とでもいうべきものも学んだことは確かである。これを読んでくださった方の中にも、「ハカイダー」やショッカーという「秘密組織」、スターウォーズの銀河帝国「皇帝」(←これは私だけか)などに「カッコよい」という印象を持った方はいなかっただろうか?
 しかしながら昨今の犯罪やテロリズム、民族紛争といったものには全く「カッコよさ」など感じない。それは「ワルモノ」の基本的な考え方が、「単にカネが欲しかったから」「あの国がキライだから」「昔からあの民族だけは許せない」とか、「ワルモノのスジ」が(多分に問題的発言だが)ケチくさいように感じる。
 「全世界征服!」とか「(自他ともに認める)アンチヒーロー!」とかいう、「とてつもない大きな一本スジの通ったワルモノ(でも最終回で完全に敗北することがわかっている)」ではないからであろう。
 イスラエルとパレスチナ、イスラム原理主義とアメリカ帝国主義、ムチャな納期を突き付ける発注者と必然的にヤッツケ仕事になってしまう受注者(←これは私)。。いずれも私ははっきり言って「どっちもどっちだ」と思っている。しかし現実社会で、どうせ命をかけるなら「ちょっとでも平和な世界」を作る方に、勇気を出して命をかける方が「カッコよい」と思う。
 そんなキレイゴトが通用するか!と失笑するオトナ達よ。「仮面ライダー・クウガ」を観よ。「キレイゴトを言うな」と言われた五代雄介が、こう返していた。。。
。。。そうだよ。でも『きれいごと』って、ほんとはそれが『いいこと』なんだよねえ。。。




家長私的記録、夢中暦200204.04

 先日、久しぶりに会社帰りに夜の池袋へ。「夜の池袋」と言っても、「淫靡な香りがまったくしない」ところが、(幸か不幸か)ワタシの目的地である。多忙な時やイライラする時に限って、「ムチャクチャ買い物したくなってたまらん」衝動に駆られるのは、以前から書いている通りである(!)。
 同じく帰宅途中の妻と合流してまず、(HとかMとかVとかいう)大手CD&DVD店と、(AとかBとかCとかいう)激安靴屋に立ち寄る。次に(「池ポ」と呼んでいる)ホビーショップ、その店舗が入っている(パとかルとかコとかいう)ビル内でおりしも行なわれていた、「中古レコード&CD市」にて買い物三昧であった。勢いあまって「金の使いすぎ」なんである。。。
 その戦果はと言うと:
 ・フィンランドポップスのベストヒットCD(オムニバスで、有名なヴァルティナの曲を含む全18曲)
 ・「バミリオン・プレジャー・ナイト」サントラ(TV東京のカルト番組。はやく劇場版観に行かなくちゃ)
 ・「サンダvsガイラ」DVD(日本特撮映画史上の金字塔)
 ・安全靴(パンク野郎でもロック野郎でもないワタシが、常日頃履いているのは安全靴なんである)
 ・「スターウォーズ・エピソード2」4.5インチフィギュア(「くろーん・とるーぱー」??)
 ・「スターウォーズ・エピソード4」4.5インチフィギュア(かつて「デューバック」に付属したサンド・トルーパー)
 ・「散り行く花」DVD(白黒無声映画の傑作。ただし、あまりに救いのない悲劇)
 ・「メンフィス・ベル」DVD(M.モディーンとかの出ている方じゃなくて、1944年製作の記録映画の方)
 ・「空軍大戦略」中古VHS(この映画に出てくるハリケーン戦闘機は、元芬蘭空軍機なそうな)

 。。。まったく、サブカル雑貨散財である。。。上記の内5つは「激安を謳う店の靴」「ルーズもの(箱なし)のフィギュア」「(言うに言われぬ)在庫処分ないし中古のDVD&VHS」だったので破格の値段だったが、「それにしても」な感が我ながら否めない。つい最近まで「クレジット・カードなど信用にならん。だいたい金がないのに、品物を買おうっちゅう、その根性が倫理に反する!」と言ってはばからなかったワタシが、(GとかCとかいう)カード会社がいつぞや「スタートレック・オフィシャルカード」なるものを発行して以来、「カードって便利ねっ!」と言い出すようになってしまったのは、ますますイタイことだと思う(←ご利用は計画的に)。

 ところで安全靴(セーフティ・シューズ)のこと。今まで履いていたのは、かつて京都に住んでいた頃に、神戸元町のガード下の、ある「おっちゃんの店」で購入したものであった。2足買っておいたが、いずれも見事に文字通り履き潰した。ご苦労であった、マイ・ブーツ。
 例の大震災のすぐ後、復興の一助にと神戸へ買い物をしに行ったのだが(服飾関係は神戸で買い物することが多かった)、すでにおっちゃんの店はなく、廃業していずこかへ引っ越してしまったのだと聞く。
 実は靴底が真っ二つに折れた状態(!)なのだが、これを書いている時点でまだ、それを履いている(!)。「新しい靴がもったいない」というより「おっちゃんの店の靴を捨てるに忍びない」というのが心情である。

 。。。泣ける話や。ええ話や。なぁ?と、ふっておいてこの「雑記」をご覧頂いた方々に質問である。
 →安全靴(鉄板入り)で、今は飛行機に乗れないのですか?
 そう、「常日頃履いている」と書いたが、実際にフィンランドへ旅するときも、日常の履きなれた安全靴で行っていたのである(!)。ひと月後の渡芬を控え、昨今の厳しいチェック態勢の空港においては「えらく怒られる」んではないか、「裸足で飛行機に乗せられる」んではないか、と不安に思っている今日この頃である。「空港関係者の方」または「オレも安全靴を没収された!あげくに犯人扱いだ」という方がおられたら、ご意見をうかがいたいと思う。(か)



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