かさぱのすとちぱの
雑 記(Private log)
家長私的記録 夢中暦200307.31

 我が家の前の路地に問題がある。 京都の「ろうじ」と違ってなんの趣もヘッタクレもない、細い「抜け道」なんである。 かろうじて自動車一台だけならば難なく通ることのできる幅の道路なのだが、私をはじめとして、私達のマンション住民や近隣市民ももちろんよく歩く道路だ。
 問題とは、ここを猛スピードで駆け抜けて行く自動車が後を絶たないことである(一般的に「抜け道暴走」という単語もあるらしい)。

 千葉県市川市はその行政と市民サービスにおいて、私が以前暮らしていた市、育った街のそれと比べて数段優れており!、それはそれはお気に入りの街となっている(私がこんなに誉めるのは珍しい! 「税金」=「公共料金」を取っているんだから、市民の「ギブ・アンド・テイク」は至極当然のことと言えるのだが)。
 都内との交通の便もよく、前回書いた通り私にとってツボとなるべき場所や人の多い(前回の「夢中暦200307.26」参照)、どこへ行っても大概文句の多いこの私が、珍しく絶賛する街である。 さながらコロラド州サウスパーク的展開を見せるこの街が、私は好きである。

 が、当然ながらそして誠に残念ながら、誉めてばかりもいられない。 そんな市川市でも、コト「交通問題」に関しては問題が多いのだ(国と県、あるいは市との思惑の違いによる、大きな環状道路計画も解決されていない。愚かにも20年以上も前から!)。 また「危険な道路の存在」も、我が家周辺に限ったことではなく、もっと危険な道路がいくつも存在しており、市民による問題提起も数々なされている(千葉県警市川市のHPにも相談窓口がある。どこまで役立つかは知らないが)。
 危険度で言えば低い方なのだが、我が家のマンションの前を通る細い道路を、ある方向から撮影したのでご覧に入れる。
自動車の進入口となる交差点に、
この路地に対する道路標識・警戒はなにもない。
カーブミラーに一言、「注意」とあるだけである
(何に「注意」か曖昧!)。
因みに出口側には「一方通行(だから進入禁止)」の標識がある。
おばちゃんお姉さんとチャリンコ1台
という程度の平走なら、
なんの問題も起こらない。
平和な日常風景だ。
お姉さんがもっと巨漢でも、問題はないだろう。

自動車1台だけなら、問題なく余裕で通れる幅だ。
ただし、電柱や塀の出っ張りなどのために、
歩行者の退避場所が限られている。
大型乗用車やトラックも駈け抜けて行くことがある。
しかし一概にドライバーを責めることは出来ない。
市当局はどうして(近代化した時点で)、
余裕のある道路/都市計画を採決/指示できかったのだろう。
どんなに急いでも、このすぐ先は
交通量の多い、大きな国道につながる交差点だ。
その国道に進入するためには
どんなに急いでいようが、一旦停止せざるを得ない。
にもかかわらず今ここで、歩行者を押し退けてまで、
なぜスピードを出して通り抜けようとするのか。マヌケめ。
(写っている車のドライバーはスピードダウンしてくれました。
カメラを構えている私を「コワイひと」だと思ったのだろうか?)

 私達のマンションには、当然小さなお子さんのいる家庭もあり、三輪車で元気に遊んでいる。
 その子供がこの細い道路に飛び出してしまうこともあり得ないとは言えない。 それどころか大人の私達でさえも、ただ歩いているだけで自動車と接触しそうになる。 この細い道路沿いにある駐車場に出入りする車もあるので、ノーブレーキで駆け抜ける車は、それと接触する可能性もあるのだ。
 現実に、細君:ちぱもかつて、自転車のハンドル先端が自動車に接触したことがある。 ちぱは道路脇に寄って停車していたのだが、追い越そうとした自動車がひっかけて行ったのだった。 なんら大事には至らなかったが、「ドアについた(ちっぽけな)傷の修理費を要求しても当然だが、今日はこのぐらいにしといたるわ!」と言わんばかりの、池野めだかのギャグのような態度だった。Son of a b----!)。
 また私自身も雨の日に、さしていた傘の骨を折られたことがある(覚えてるぞ、目黒ナンバー○○-○○の白のクラウン!Mother f---a!)。

 速度制限の標識もなにも出ていないので、進入して来る自動車との接触事故が発生しても、歩行者や自転車の権利はどこまで保証されるかわからない。 重大な事故が起きた際の、加害者たるドライバーへの処罰は、被害者の予想をはるかに下回る軽度なものになるのではないだろうか(それでなくてもこの国の刑罰は甘いのに)。
 法規制がない以上、スピードを落とさないドライバーに対して我々が取れる自警/対処方法、せめてもの事故防止策は、アレしかないだろう。。。
「飛び出し坊や」の設置である!
 ご存知だろうか。
 全国各地に「飛び出し注意!」をうったえる看板は数あれど、関西地方以外ではほぼお目にかかれない、「道路に飛び出して来る子供の姿」を形取った、素朴なベニヤ板の看板のことである(なぜか滋賀県で特に盛んなようだ)。
 私の古くからの友人「ハーレー君」(京都市在住)に、最寄の「飛び出し坊や」の写真を送ってもらったのでご覧に入れる。
作者に絵ごころがなくてもいいんである(!!)。
町の住人の、交通安全に対する
切なる願いが込められているのだから。
耳や目を黄色く塗るところもこの作者独特のセンスである(!?)。
しかしこれは、違う意味で「怖い」。。。ゆ、指が!
実際に道路脇に設置されている一例。
これはよく見ると、絵の作者が違うだけでさっきのと同じ板!
素人がベニヤ板をキャラクターの形に切って製作しているところと、
そのバリエーションのあまりの豊富さに
この「飛び出し坊や」の個性と面白みがある。

 他にもバリエーションの数は無尽蔵にあり、それを専門的に研究するサイトまである(各自「飛び出し坊や」というキーワード検索するだけでかなりの数が検出されることだろう)。 またその呼び名にも、地域差や個人差があるようで「飛び出し坊や」以外に、「飛び出し坊主」「飛び出し小僧」などがあるようだ。 因みに写真を送って来てくれたハーレー君は、「轢かれコちゃん」という、なんとも救いの無い呼び方をしている(!)。


 今年の正月元旦に、滞在していたヘルシンキのホテルの居室でTVニュースを見ていた。 当然フィンランド語は理解出来ていないのだが、その元旦のニュース番組では、ある特集が組まれていた。 映像内容を見るに、

「わが国フィンランドの都市部においては交通量が増加する一方で、信号機の数が圧倒的に少な過ぎる。
 自動車の増加率と信号機の増加率が釣り合っていないのが現状である。
 これでは歩行者の安全が保障されたもんではない!」


。。。ということを問題にしていた。 信号機のない横断歩道を渡る歩行者が車にぶつかりそうになっているシーンや、または信号機も横断歩道もないところを渡る歩行者の危なっかしいシーン(これは歩行者にも問題がある)などを交えて、10分ばかりの特集だった(正月元旦にふさわしいニュースですねぇ!。。。などということはない。日本のマスメディアとは違う、なんとも不可解な感覚ではある(~~))
 日本のそれと比べて「なんと静かな国だろう!」というぐらい交通量のたかが知れているあのフィンランドでさえ、こうしたことが社会問題として取り上げられていた。 確かに交通量が最も多いのは首都ヘルシンキ市内中心部であるが、ヘルシンキ市民が「交通渋滞」と呼ぶそれとて、日本の現状とは比べ物にならない(ぴえのいす・おじさんはそれでも嘆いていた!)。

 私は自動車免許を持っていない。持たせてももらえない(原付免許のみ持っている。そして我が一族一同こぞって、「お前が車に乗るとロクでもないことが起きる」「頼むから乗らないでくれ」と言う。私になんの問題があるのだろう。私が自動車を「(色々な意味で)戦車並みの扱い方」をすると思っているようだ!)
 だから歩行者の立場の側で弁護してしまうのだが、少なくとも写真のような「路地」を時速30km以上の速度でガムシャラに走り抜けるのは止めていただきたいものだ(どのみち数十メートル先の信号で一旦停止を余儀なくされるのだから!)。 時速30kmでも歩行者にとっては重大な脅威であることは、自動車免許取得の際に教えられているはずである。 ムチャな運転をするドライバーが逮捕・処罰されるのは当然のこととして、「そんなムチャなドライバーに免許証なんか交付しやがった」かどで、どうして免許試験センターは罪を問われないのだろう、とさえ感じさせるドライバーが多い。
 最近、本気で「飛び出し坊や」看板の設置はもちろん、「実際にガシャッと飛び出して来るギミックのある『飛び出し坊や』」を設計してやろうか、などと真剣に考えることが多い。(か)




家長私的記録 夢中暦200307.26

 私が京都市から千葉県市川市に引っ越し、いわゆる「千葉都民」になってから、はや5年になる。 越してきた時点で市川市と言えば、多くの日本のミリタリーモデラーがイメージするであろう「マキシムの町」というものでしかなかったのだが(^^)、実際に住むようになってから、私はこの町が「いかに『ツボ』なものの濃度が濃いか」ということに気付かされるようになった。
 京都に比べれば、その知名度も歴史もまだまだ浅い都市であるがその後、マキシムというお店、あるいはweb上の各地で出会うことになった人達(これがまた私にとって「ツボ」な人達!)と様々な会話、あるいは自分でそぞろに歩いてみたご近所とその界隈から、市川市の「可笑しいところ」が見えるようになってきた。 批判的な「オカシイ」ではなくて、「面白い」んである。

 「住めば都」とはよく言れるが、私は20年以上住んでいた京都という町があまり好きになれなかった(もちろん好きな、愛すべき場所や人は沢山ある。しかしそれと行政の言う「郷土愛」とは全く別物である)。 京都に居たころは「郷土の歴史」など好き好んでわざわざ探索しようとしなかったのだが(古いモノを残すのは大事な事だが「ただ残しているだけ」で、なにかと言えばすぐに、押しつけがましい「歴史と伝統の○○」という言葉で片付けようとする行政にヘキエキしていた。この辺りを私が話し出すと、長い上に問題発言だらけになるので今回はヤメル)、俄然、市川という町に対しては興味津々である。 私がこれまでに耳にしたり体験したりした市川の「ツボ」あるいは「不思議ちゃんっぷり」は、軽く紹介するだけでも次のようなものがある:

・ 伝説的レーサー浮谷東次郎氏の生家がある(近所に教会がひとつあることは知っていたが、それがそうなのだとは、岐阜の>せいもく氏に教えられて初めて知った)。ついでに言うと松戸市に近い「式場病院」は、やはりレーサー式場壮吉氏(奥さまは欧陽菲菲!)のお父様の病院だという。

・ 私が志穂美悦子さまと並んで「『なんでそんなにカワイくてカッコエエのや』ベスト10」に決して漏らすことはないであろう、ミッチー・ラブさま(「ジャッカー電撃隊」のハート・クイーンでお馴染み)がこの町に住んでいた(今も?未確認情報)

・ 以前ふらりと訪ねた中山の法華経寺(「夢中暦200209.19」参照)には、なぜか不思議なことに「蒋介石総統閣下之像」があるのだが、マキシム高田氏によるとこれは、数十年前(氏がまだ中学生の頃)に当時の住職が、何を思ったのか突如として建立したらしい。その理由も謂れもまったく謎のまま!

・ 市川市立図書館には、かつて市販されていた「宇宙大作戦」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」のVHSソフトが揃っている。しかも模型雑誌(HJとMAのようだ)まで毎月(?)入っている。こういう市政を見ると、「ああ。ワシもちゃんと税金は払わにゃイカンなぁ」という気になってくるというものだ!(多くの市民はそれを「税金のムダ使い」という。。)。


そして、
・ F-104やF-15戦闘機、フェラーリ数台、なにやら軍用車両まで転がっている「謎のパラダイス」がある。。。

 !?。。。京都に居た頃も友人らと「探検」と称して、オカシな場所や未踏の世界を勇敢に遊びに行っていたものだが、これは尋常ではない。
 想像を絶する「単語と単語の接点の無さ」である(!)。
 戦車であれフィンランドであれ、強い興味を持ったことには自分自身の目で確かめ、手で触れてみないと気が済まない私は、「市川探検隊」と称して数名の隊員を募り、その現地調査に向かうことにした。 余りにも衝撃的内容であり、かつ、フィンランドとはナンの関係もヘッタクレもないため(!)、別ページで詳しく報告することにする。 では、「探検隊シリーズ」第一弾(下をクリック!ただし、ちっちゃい画像が沢山で重たいよ!):

市川大野の密林の奥に、謎の巨大施設「ダイケーエン」は実在した!!
 伝説のパラダイスに強行潜入!! 


 。。。「第一弾」ってことは、「第二弾」がすでにあるということだ!(か)




家長私的記録 夢中暦200307.10

 6月6日(いみじくもD-DAY)を以って当サイトのメインページを、これまでの無料版ホームページから、有料版ホームページへと移動させた。これまでにいただいた様々な情報や、お越しいただいた皆様と出会えたことを思えば、その費用は決して高くない、と判断したからである。
 お手数ながら、リンクしていただいている方々や「ブックマーク/お気に入り」フォルダに入れてくださっている方々には、登録の変更をお願いするものである(お時間のあるときで結構です。これまでの無料版サイトもしばらく残しておきますので)。

 有料版では「ポップアップ広告(飛び出し広告)」が出ない。これにより、思った以上の好評をお寄せいただいた。こんなに不評なポップアップ広告。わざわざそれが飛び出してこないようにするアプリまで存在する。広告主はどう思っているのだろう(案外、広告主当人は「飛び出して来ないソフト」を使ってたりして(~~))。もうずいぶん以前から同様の広告に対しては批判や問題視がされているのに、その存在は健在。本来の広告活動の意味を成すにおいて、逆効果であることが私には明快にわかった。

 サイトの容量を大幅にパワーアップした矢先、「捻挫」という(これまで捻挫や骨折というものを知らなかった私にとっては)前代未聞の事故が起きた。あまりに印象的な経験だったので、BBSに事故のことをつい書いてしまったところ、沢山の方々よりお見舞いやケアの必要性を説くメッセージを頂戴した(Kiitoksia!)。今日現在、(まだ力を入れると痛みが走るが)普通に歩くのに支障はない。
 なんでそうなったのかというと、朝の駅の階段を降りていて、一番最後の二段を踏み外したのである。まさに「落下」。着地した際に前方に(見事なまでに!)コケた。まるでイタイケな小学生のように(しかし高校の授業で身につけた「受け身」は充分に役に立った!)。
 利用する電車はすでにプラットホームに停車中であり、膝を払いながら何事もなく(なかったように)乗り込んだ。痛みというのは後から自覚するものであるらしい。
 「落下」「コケた」。この様子は電車内の乗客複数にも目撃されていたものと思うが、私には「恥ずかしさ」よりも、「痛み」よりも、「オカシさ」の方が込み上げて来て、必死に笑いを堪えていた(!)。なにしろ「ズテっと転ぶ」ということが誠に久しぶりのことで(いつ以来だろう?)、あまりにもその「コケ方」が「ドン臭い小学生」っぽかったからである。
 その通勤電車を降り、いよいよ痛みを自覚し出した脚を引きずるようにして会社へ到着。あまりに激痛が走るので湿布でも貼った方がよかろうと思うが、わが社にそんなモノがあるだろうか?
 ものは試しと、いつも「なんでも溜めておく」習性のあるパートのおばちゃんに、「湿布持ってへん?」と尋ねてみた。まさか湿布までは「溜めて」いないだろうと思ったのだが、なんとこう返してきた:

 。。。。「どれがいい??」
 。。。!! 鞄の中からゴソゴソと、数種類の病院の名前の記載された湿布(膏薬)の袋を取り出してきた。驚異だ。
 まぁ、そんなおばはんの湿布を早急に処方されたお陰で(。。。認めたくはないが!)、思ったよりもひどくならずに現在に至っている。腫れもあったが、さほど大きなものでもなく、骨折やひびではないと一目でわかった。
 また細君:ちぱは小学校以来しょっちゅう経験しており、「捻挫のことならワタシに任せろ」、いわば捻挫のプロ、「捻プロ」である。
 帰宅後に適切な膏薬と包帯の巻き方を施されたのだが、痛みにもかかわらず思わず、「。。。包帯の巻き方が上手い」と「ターミネーター」のマイケル・ビーンの台詞を口にしていたぐらいだから、我ながらオタクという性分は困ったもんである(!)
(因みに入浴前に包帯をハガすときは当然のように、「スケキヨっ!!」と叫んでいた)
 負傷していない方の脚や部位まで(負傷した脚をかばっての)痛みは出ていないが、それにしても捻挫というのは、毎日痛む部位が変わるものなのだなぁと実感(脚の甲に垂直の痛みがあると思っていたら、次は足首関節。その次の日はふくらはぎ。その次はまた脚の甲、など)。こんなモノなのかしら?と、捻挫という初体験に結構、わくわく(!)させられている(!)。


家長私的記録特記

・ マクタロウ氏のBBSにて、「トリプルファイター」に登場する敵の戦闘車輌「デーモンカー」と、その模型化についての考察で紛糾!(全面つや消し黒塗装のスバル360なのだが、ただの塗装ではなく電気植毛が施されていたのだ(!)。いずれ私も模型を作って、これら考察をまとめたいと思っている)
 また同時に、「特撮に出て来る自動車」についての話題だったので、「ジャンボーグ9」に変身する「ジャンカーZ(実はホンダZ-GL)」と、私が一番好きな「帰ってきたウルトラマン」に登場する怪獣攻撃隊MATの「MATジープ」についての研究を始めてしまった(思った以上に奥が深く、ドツボにハマっている。一言でジープと言っても、その使用車種が多数ある上に、なんとマットビハイクルと同じぐらいの登場頻度なのだ)。

・ がらんどう氏の(テキストおよび画像)BBSにて、Heller社の1/72メッサーシュミットMe109のキットについて、「かつて『箱はK型、中身はG型』というキットが存在していたのは事実か?」という話題に触れたところ、貴重な情報を得た。
 確かに存在していた事実をトイフェル氏どんじ氏よりご教授いただいた(エレールが詐称・悪徳していたということではなく、その当時は一般的に「Me109に大型垂直尾翼が付いてりゃ、そりゃK型だね」という認識であったらしい。後に金型改修されて「ホンモノK」になったそうだ。また、さらにヤヤコシイことに、この「ニセK」以外に「ホンモノG初期型」のキットもあった(一時期、アルゼンチンのENCOREブランドで発売になったものと同じと思われる))。こうしたことを踏まえて、古今東西のMe109Gのキットを素組みした「フィン空メルス大会」のHTMLを書き始めている。

・ KWAT氏のBBSでは、私が都内某所(古本屋街。香港の地下組織のような佇まい!)の模型店で購入した、韓国アカデミー社製の1/72MiG-21フィッシュベッドについて、「箱絵も中身もハセガワ(現在は絶版)のコピーか?」ということことに対して意見を求めていたところ、仙台翼賛会の遠藤氏とKWAT氏より、貴重な証言を得た(なんだか知らんが、不思議と仙台の方にお世話になることが多い私!)。
 では、あまりに可笑しいキットなので、ここでも紹介してみる。
山間の基地から今まさに離陸する、フィンランド空軍のミグ21フィッシュベッド!
みぐ・いーしびる・ぴしべと!(遠藤氏によると、ハングルではそう読むらしい)
。。って、ちょと待て。背景の巨大な山脈がオカシイ。何処だよっ、この基地!?
(フィンランドにはこのような巨大な山が存在しないのだ!!(^^))。
箱絵はフィン空なのに。。。
このキットのデカールにフィンランド空軍のマークは入っていません(とは、箱に書いてない)。
このデカール内容もハセとすごく似てるらしい。イスラエル空軍のミグ21か(~~;)

 どうやら「箱絵はハセの裏焼きに手を加えたもの(!)」であり、ハセガワでは「(左右反転した)同じ構図のシリア空軍機」だったとのこと(つまり背景の山脈はシリアの風景だ(^^;))。また異様に細長い機首形状から判断するに(!)、「凸モールドだったパネルラインをスジ彫りにした、ハセのコ○゜ーじゃん(!)」であるらしい。。。フィン空ファンとしては、この世に数少ない「フィン空・バカグッズ」のひとつとして、コレクションしておくのも一考かと思う(思うだけ)。


 。。。そんなわけで自宅の私の机の上はいま、戦車・飛行機・カーモデル・ムサイ艦などが散乱するという、どうにも収拾のつかない状態になっている(ひとつ片付ける前に、気になるモノが次々に出て来て困る)。。。(か)

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