← 米国FLAMES OF WAR社製、約1/76ランズベルク・アンティII対空戦車。 現地価格で9ドル90セント(約¥1,000)って・・・安っ! パーツ総数は豪華な9点(「車体」「砲塔」「砲身」「左右足回り」「兵隊の頭4人分」!)から成るフルメタルモデルで、砲塔は旋回できる。 もっとグズグズなものを 驚くべきは、砲塔内に4名の戦闘要員が一体成型で鎮座ましましているところである(頭部のみ別パーツ・・・ということで、頭が吹き飛んだ兵隊が4人座っている様子が怖い怖い!)。 このモデルの詳細については機会を変えて解説するつもり。 そもそも15mmサイズのウォーゲーム(最近はヒストリカル・ゲームっていうのか)の駒としてのミニチュアであるが、なかなか好印象である。(・・・そうと言って、無理して入手するほどのもんではない(!)) せっかく模型化されたアンティだが、正直なところ、純然たるスケールモデルとは呼びづらい。 なによりも「あの部分」を含めた足回りが、(ロコ方式の)一体成型なので、検証のしようがない。 履帯を含めて一体成型にしたということは、「あの部分」の謎は見て見ぬフリを決め込んだということなのだろうか(いやいやいやいや)。 |
← 気になる上部支持転輪の謎機構。 おっと・・・まるで無視。 フツー。 |
← 付属する履帯は、なんとモデルカステン製。 非可動連結式。 とはいえ、このカステン・キャタピラは海外向けにしか流通していないので、これ(だけ)を目当てに本キットを購入した日本のモデラーも多い(!?) |
← ヤッター!! 履帯のセンターガイドと正しくぶつかるぞー!(←それでいいのか?) ぶつかることは良くわかったが、その問題をどうやって解決すればよいのかというところまでは、組み立て説明書には書かれていない。 キットの軸が太すぎるのか上部転輪の径が小さいのか、あるいはカステン・キャタピラの寸法に問題があるのか・・・はたまたどちらにも問題なく正確だが、単に謎機構が省略されているのか・・・これは実車の計測調査が必要だ。 やれやれ・・・カネ出して謎をさらにやっかいなことにした瞬間である。 |