SAAB J-35FS ドラケンのコクピット(DK-233)@中央航空博物館
退役したドラケンのうち、スクラップを免れた1機が「DK-233」号機。
しかし(痛々しくも)機首部分だけにされております。
以下はティッカコスキの中央航空博物館に展示中の、ドラケン「DK-233」号機の機首部分です。
徒町の交通博物館の0系新幹線もこんな感じだ(~~;)
(どーでもいーけどあの無残な展示(放置?)、どーにかならんか。フィンランド人を見習え)
ここに乗り込むわけであるが、シートの背はかなり傾斜している。
(おかげで、後方の視界が思っていたほど悪くないように思う)
この狭いコクピットへの乗降の際に一番困るのは、
サイドコンソールの装置類を踏みつけそうになることである(!)。
皆さんもドラケンにお乗りになる際は、どうぞお気をつけいただきたい。
乗り降りは、けっこうツライ。
どこに足を置いていいのか悪戦苦闘、格闘する日本人パイロット。
コクピットに座り、上がった状態のキャノピーを見上げてみる。
バックミラーが目立つ。 後方の視界が悪いように見える機体だが、
実際に座ってみると、意外に悪くなさそうだった。
正面の計器盤と光学照準装置。
(クリックすると、拡大画像が飛び出します)
左舷側コンソール。
文字通り、必要な装置にはすぐに手が届く位置にあるが、
うっかりすると自分の膝で、スロットルを不用意に倒しそうになる!
右舷側コンソール。
文字通り、必要な装置にはすぐに手が届く位置にあるが、
うっかりすると不用意にレバーを引っ掛けて、射出座席を発射しそうになる!
隣には、やはり退役したMiG-21bis「MG-」号機の機首がある。
見よ、日本人初のドラケン・パイロットの勇姿!
ちんちくりんだ!
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