かさぱのすとちぱの
雑 記（Private log）
家長私的記録 夢中暦200404.17
※以下は当サイトBBSにワタシ自身が書き込んだものを再編集したものです。
また今回に限り（？）、文中には未成年者の閲覧は不適当（と思う感受性豊かな方もいるかも知れない）な内容が含まれます。
先日、我が家の郵便受けに入っていたという、とある広告入りポケットティッシュを細君（ちぱ副長）から渡された。 「私には用がないから」と言いながら渡された。 日本人のみならず、フィリッピン、コリアン、ロシアン、ルーマニアン、多国籍群雄割拠な「某サービス業界」の広告だったのだが、ついになんと「北欧」が・・・：
画像・・・（１８歳以上の方）
画像・・・（１８歳未満の方）
「北欧」という言葉には人一倍敏感な我が家のことである。 「北欧」を謳い文句にした広告を投げ込む先としては、非常にマトを得ている（と言えなくもない！）。
しかしこんな「明らかに未成年者お断り」な内容の広告を、不特定多数の一般家庭のポストに放り込むのは問題である。 我が家はそんな心配は必要ないものの、もし子供がこのポケットティッシュを手にしつつ、自分に「これ何？？」と問い掛けてきたら、なんと答えれば良いのだろうか。 「赤ちゃんはどこから来るの？」という純粋な疑問に対する答えではないので、包み隠さず説明するのは憚られるし、かと言って曖昧な説明（「アンタにはまだ早い！」とか「オトナになったらわかる！」とか）ではかえって子供の好奇心を煽ることになるかも知れない。
事実ワタシは幼少の頃、「オトナのオモチャ」という看板を町で見かけたとき、父に「なんや、アレ！なぁ、なぁ、何や、あのお店！？」と迫ったことがある。 その時の父の答えは忘れもしない：
「・・・・モデルガンとか、難し〜ぃゲームとかの店や。」
・・・こう言われては幼い頃から好奇心旺盛なワタシのこと、「一回でええから連れて行け」とせがんだものである。 ・・・おっと、閑話休題。ここでワタシが言いたい核心はその問題点ではない。
問題の店に勤める「北欧人」が、何がどうなってこんな仕事を日本くんだりでしているのか（せねばならなくなっているのか）知る由もないが、日本と北欧との関係にはこんな現実も存在しているのかと驚いた（キャッチコピーが「新規オープン」なのに、すでに「地域No.1」ってのも、謎だ）。
興味を持ったのでネット上でこの「北欧＊ステ（←敢えて伏字）」という単語で検索してみたところ、都内にも同じくその「業種」の店は存在するらしく、とある「体験談BBS」みたいなものがヒットして来たので見てみた。 そしてまたしても驚かされた。
「北欧」というのは、もちろんフィンランドやスカンジナビア諸国、デンマークや北ドイツなどの地域を指す単語だと思っていたのだが、なんとこの業界では、イタリアやギリシャ、トルコやスペインまで「北欧」という扱いになってしまうらしい（就いた女のコに客が「どこから来たの？」と聞くと、そうした答えが返ってきたとある）。
さらには「（北欧にしては色黒だなぁと思いつつ）どこから来たの？」と聞くと、あろうことか、「ベネズエラ」という信じられない答えが返ってきたというカキコミまである（！）。 つまり、ここで言うところの「北欧」というのはどうやら、「そこいらの二束三文のオッサンどもが幻想とするところの『北欧』『ガイジン』『洋ピン』のイメージ」であって、まったくデタラメの「北欧」が多いらしいのだ。 いい加減なものである。 そんな扱われ方では「北欧」にも失礼である。 「北欧」は怒って良いと思う。 某「個室付き浴場」がかつて、なんの因果もない某「特定の国家の名称」で呼ばれていたためにその某国が怒ってきたではないか。
まぁぶっちゃけワタシも、「もしフィンランド嬢が在籍していれば、『言うたらあかんフィンランド語』を教わる＆話す絶好の機会かも知れない！」と思ったのだが、こうした逸話を見てしまってはもうそんな気は萎えてしまった。 しかも授業料は高い（ポケットティッシュの割引券を持っていけば「5000円割引」と書いてあるのだが、よく見ると「3/15〜3/31」と書いてある。このポケットティッシュは２日に渡って投げ込まれたのだが、いずれもすでに４月に入ってからのことだ！頭に来た。マーケティングとしても最悪だ。もう行ってやらない）。
こんな店でも「ぜひとも『探検』したい」という方をワタシは止めはしない（そんな権利もない）が、こんなことを考えていたらワタシの場合、（文字通り）萎えてしまった。 （か）
家長私的記録 補足：
北欧に「（ここで問題にしたところの）北欧＊ステ」というサービス業は存在しない。 大阪に「大阪焼き」が存在しないのと同じである（？？）。 ただしフィンランドで驚いたことのひとつに、民放ＴＶ局が深夜帯に「アダルト系ダイヤルＱ２」みたいなもののＣＦを流しているのには驚いたのなんの（なにもかも「おっぴろげ」であった！（←ここまでの文中、不謹慎かつ生々しい発言が多いことをお許しくださいm(--)m）） （か）
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