T-26m1933軽戦車(「R-119」号車)

前項に引き続き、
パロラの戦車博物館の屋内ホールに展示中のT-26m1933型「R-119」号車
(芬軍による、継続戦争前の制式番号)です。
継続戦争以後は「Ps.163-33号車」となったようです。
少しばかりですが、気になるディテールをご紹介します。




同車の砲塔左側面。
フェンダー上の雑具箱の上には斧が一丁
(恐らく雑具箱も斧の配置も、戦後の芬軍仕様)。




そのフェンダー上の雑具箱直後に配置された円錐型ジャッキとジャッキ台
(たぶんハンドルは雑具箱の中に入っているのだろう)。



(↑クリックして大画面)


同車の操縦席正面から内部を覗いて見ました。
跳ね上げられた前面ハッチには、きちんとペリスコープが入っています。



(↑クリックして大画面)


車体前部の起倒式ライト(を起こしたところ)。
ただしライト本体やコードは、オリジナルではないと思われます。




砲塔後部のハッチから内部を覗く(後部から向かって左側)。
照準器も取り付けられた、ほぼ完璧な状態で展示されています。
しかしまぁ、薄い装甲!乗せられたくねえー!!




同じく(後部から向かって右側)。搭載弾薬も見えます。
一番下に見えている穴はピストルポート。



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