レオパルト2A4(Ps.-X)

車体を見学します。



車体前部、向かって左側。
前照灯や牽引フック、グローサーなどが装備されている。
車体前部に装着されている予備履帯と、グローサー群。
冬期の凍った路面などではこれをキャタピラに装着して、「スパイク」とするわけです。



車体向かって右側の前部フェンダー上。
ウィンカーの構造も特徴的だが、グローサーの錆びっぷりも興味深い。


同じ部分を、砲塔側から見下ろしました。
乗員の乗り降りが頻繁な部分だけに、すべり止め処理された部位がある。


車体上部に2つ、チェーンで繋いである・・・うーん、コレなんだっけ??
(砲盾の照準口&同軸機銃口カバーの予備??)
紛失防止のためのチェーンが付いている。
車体上部左舷側、砲塔前部の脇。
丸いフタは給油口(この形状はレオ2A1以降の特徴らしい)。

第一転輪の上あたり、サイドスカード1枚目と2枚目の上部。
かなり頑丈そうな、可動式の止め具が目立ちます。

その止め具のアップを俯瞰から見てみました。
スカートを上に跳ね上げられるようになっているのですが、興味深いデザインです。



起動輪。 後輪駆動です。
あ! スプレーの茶色が・・・実車の迷彩塗装時には、マスキングなんかしないんですね(^^)



第一転輪とその周辺。 上下するサス・アームがキラリ。
あ! ゴムのリムまで緑に塗ってある!
(たぶん基本塗装時は、転輪もマスキング無しで塗られてしまうのだろう)
サイドスカートに溶接してある「脚掛け」は、単純な「手すり」状のものではなかったのですね。
誘導輪周辺のアップ。
ゴムシューの角は取れて、滑らかに(磨耗して)削れており、
履板の角は、起動輪の歯が当たる部分だけが光ってます。
コネクターのディテールにも注意。

左舷前部、誘導輪のわきから潜り込んでみました。
第一転輪の基部の形状がよく見えますが、
底部に至るまでキレ〜に基本塗装(緑)が施されていることにも注意。



さらに潜り込んでみた(因みに、ものすごい油の臭いがする!)。
左側に見切れているのは底部脱出ハッチ(操縦席の真下)。


→砲塔も見物する

「実車写真集」に戻る
「陸軍」編に戻る