8.8cmFLAK37@対空兵器博物館

88Ilt/37(88mm対空砲)は対空兵器博物館にも(もちろん!)展示されています。

同博物館のある、フィンランド対空砲兵基地の町:ヒュッリュィラ市街にも、
記念碑的にもう1門展示されているそうです(ただし具体的な場所は不明(~~;))。



対空兵器博物館のFLAK37。対空陣地形態のセットを組んで展示してあります。
左に見切れているのはコマンド・ゲレートKommandogerät。



・・・一生懸命、たった一人で操作しておられます。
(実際には「砲班長・信管セット・信管セット・昇降ハンドル操作・弾薬運搬・弾薬装填・砲手(射撃)・通信・伝令」のクルー9名で一組)
手前では信管をセットするために、装置に砲弾が逆さに突っ込まれています。



信管セット用の指針追随式装置。



信管セット装置と砲架脚。



この砲の脚部上面は、
「そういう塗料」で塗装したのか、砂を定着させた上から塗装したのか
・・・とにかく「砂状(不均等な粒子)のすべり止めが塗布された状態」です。
ただしこれが戦時中に施されたものか、戦後の仕様なのか不明です。



独特の(ドイツ製の)砲弾ケース。
籐で編まれています。



スオメンリンナ島の88も見る   中央航空博物館の88も見る   ヴァンターに特別展示の88も見る



「実車写真集」に戻る