ランヅベルク・アンティII(R-906/Ps.455-6)

ランヅベルクL/62対空戦車。1942年にスウェーデンより(価格を抑えるために武装なしで)6輌のみ購入したものの1輌。
パロラの戦車博物館に2輌、そしてヒュィッリュィラの対空兵器博物館に1輌が保存してあります。
パロラの車両の写真はこちら




こんな感じで展示されていた。
戦闘室と機関室を覗けるように、木の階段が着けてあります(「どうぞ乗り込んでください」ということだと解釈した!)。




車体下部(起動輪・転輪の並び)。10.74tの車重を支えています。
不必要なほどキョーレツに長い(転輪の間の泥や雪を掻き出すためでしょうか)、履帯のセンターガイドにも注目
(言わんこっちゃない。あんまり長くするから、途中で折れてしまっている履板もある!)。




本邦初公開!?アンティのエンジンルームハッチの裏側のモールド(笑)
この博物館では、エンジンルームを開放して展示しています。
144馬力・最高時速40km/hを捻り出す、ドイツのビュィシンクBu"ssing製エンジンです(ただしこれがオリジナルであれば)。
(「キットもないのに作り込みたいひと」用の(笑))エンジンのアップ写真はこちら!→後部向かって右側左側




機関室上部(前方)。




砲塔正面。ソロバン珠のような格好ですが、その圧延鋼鈑は非常に滑らかに仕上げられています。




砲口には黒い皮製の防塵カバーが、ベルトで締めてあります。これも本邦初公開??




毎分120発・有効射程高度2500mの主砲:ボフォース40mm機関砲L/60周辺。
照準機器も取り付けられた状態で、非常に具合がよろし。




→らんづべるく・あんてぃII、もっと観る




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