AVIAPOLIS駅の地下ホームを地上階出口へ向かうエレベータに乗ってみた(・・・相変わらず駅に「改札」というものは無い)。 この駅のエレベータがちょっと変わっていて、垂直ではなく、傾斜角度日本一の比叡山ケーブルカーを遥かに凌ぐ(!)斜め45度以上なんである。(以下の写真、2018年夏の撮影) | |
地上に上がった途端に・・・この変わりよう!!(以下ぜひ、前回更新時の旧案内ページ下方の写真と比べていただきたい) | |
2015年秋の訪問時にはまだ工事中で、コンクリートの幽霊ビル状態だった建築物は・・・なんかすげーオサレな「カールトン・ホテル・ヘルシンキエアポート」なんてものになってる。 | |
前回更新時に、『駅周辺は、たぶんこれからまだまだ変貌するのだと思う』と書いたが、こんな変わりようになるとは!(・・・フィンランドの工事現場だから、いつになったら完成するのやら/しないのやらと、正直ナメていた)。 既存の地名ではない珍しい駅名「AVIAPOLIS」が、確かに「aviation+polis=航空都市」たる所以になった。 | |
DC-3「LOKKI(OH-LCH。旧DO-8号機)」が、博物館の大きなランドマーク(最近まで飛行していた機体だ)。 | |
数年前から実は、フィンランド国産:ミルスキ戦闘機のレストアが着々と進んでるの、知ってる?!(2019年に完了して公開予定というが、まだまだ資金が不足しているようで、博物館の入り口に募金箱が置いてある。フィン空者は、売店で関連グッズを購入しつつ、皆で小銭を出して協力しよう!) 写真がそのミルスキII「MY-52号機」(・・・ではなく、イベント用に作られた「お子様専用みるすきせんとうき」。情操教育だ←情報操作教育ではなく!)。 | |
屋内にはギッシリとフィンランドで実際に使用された数々の機体が、所狭しと詰め込まれており、昔から中央にドーンと迫力のIVLのA.22、ハンザ・ブランデンブルクW.39のライセンス生産型が鎮座。 確かにこのままでは館内が手狭になる一方だ。 | |
ドラケンの射出座席。 わかりやすく、DK-206号機の前に置かれるようになった。 館内には実際に乗って遊べる無料の簡易シミュレータ(以前は単なる展示物だったドラケン・シミュレータを改造したもの)もあって・・・楽しいぞ! | |
SAABサフィール91D「SF-9号機」の機首カバーが開けられており、エンジンがよく見える(エレールのキットを作り込む人は必見!←そんな奇特な人にぜひ見て欲しい、という博物館の心意気?!)。 | |
ところで冬の館内はとにかく寒く、撮影するときには息を止めるように! 自分の吐く息がカメラの前を漂ったり、レンズ自体が曇ったりするので要注意! (前回この副座バンパイアVT-9号機のキャノピーを撮影した時も失敗していたので、今回撮り直したのだ。そーゆーところも博物館側は気にしていて、展示機と来館者の双方に、より良い環境を欲しているのだ、とのコメントがホームページにある) | |
いきなり「(写真偵察型の)Do-17に搭載されていたカメラRB-75/30」なんてモノを、急に出して来られても・・・(概してどの博物館もそうだが)いっぺんに目の前に出される情報量と迫力に圧倒されるばかり! | |
博物館の玄関脇には、現在MiG-21BIS「MG-135号機」が鎮座。 あれ?「MG-111号機」が居たよねぇ?? | |
・・・実は(フィンランドに輸入された1番機:最初のMiG-21BISたる)MG-111号機は、残念ながら2016年8月に老朽化のためにスクラップにされてしまったのだった(空軍は「捨てる!」と言ったけど、博物館側が「機首だけ残して、シミュレータの母体にしたら?」と提案しているとのこと)。 ・・・で、その残骸を発見!!(例によって博物館駐車場奥の隅っこ「色々ゴチャゴチャ置き場」の中に!) |