FAMO Sd.Kfz.9
18tハーフトラック


ドイツ製の半装軌式大型牽引車。
1944年1月に、フィンランド突撃砲部隊専用の回収車両として2両が
(他支援器材や車輛とともに)購入されました。(

生き残った(標準的な牽引車型の)本車は残念ながら非公開ですが、
現在、「裏・戦車博物館」にて(~~)レストア中です。

余談ながら、ある資料には「2両のファモ:牽引車とクレーン車」という記述がある。
「『牽引車型』と『10tクレーン搭載型(Sd.Kfz.9/2)』が各1両づつ」なのだろうか?
現役当時の写真は「牽引車型」のものしか目にしたことがないのだが・・・?



なんだ、このオバチャンお姉さんの後のシートに包まれた「巨大物体」は!?
物凄くデカイ。 最初は壁かと思っていたのでそれとは気付かなかったほどだ!

因みに左に見切れているのはヴィッカーズm1933豆戦車。
巨大なハーフトラックに比べれば、ほんとに「豆」である。
(これらをレストアしようとするフィンランド人も「マメ」)


裾をチラッとめくり上げてみると・・・グへへへ
おお、これはまさしく18tハーフの足周り!!
履板の構造がよくわかるが、しかし・・・残念!レストア中につきここまで。
サビどめの赤い塗料が塗られたこの巨体が再び日の目を見るのは、いつだろうか。
(因みにフィンランドに送られたのは「後期型」なので、タミヤのキットとは形状が違う。
タイヘン面倒な改造の苦労が要求されるぞ!)

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