戦車博物館のみやげイヤげもの
Panssarimuseon IYAGEMONO


・シュトゥルミ・エチケットブラシ!!:

パロラ戦車博物館Panssarimuseoの、みやげもの(大抵の人にとっては「イヤげもの」ばっかり)のひとつにエチケットブラシがあります。
。。。。って、ちょっと待て!!
 なぜエチケットブラシなんだぁっ!!


 しかもタ○ヤの線画のまんまの(かのような)III号突撃砲!!
 「ぱんさり・むせお(戦車博物館)」と申し訳のようにプリントされてますが、いったい何をどう考えると「エチケットブラシ」になるのでしょうか??  たぶん、博物館を運営している戦車協会の退役軍人のおじさん達も会議を開いていたのでしょう:

 A:「ウチのミュージアムショップ(←苦笑)の新商品は何にしよう?」
 B:「兄貴の工場でエチケットブラシ作ってるで。コレ使おか?」
 A:「そらええわ。ちょうどココにええ感じのイラストもあるし(タミ○の線画カタログ!?)、こんなんでも戦車ヲタはウハウハやっ!」。。。

。。。まんまと喜ばされてしまったワタシでした。。。


・フィンランド軍戦車ピンズ:
 こちらも戦車博物館の、みやげもののひとつ。金属製の戦車ピンズなのですが、ネタがシブいシブい。
 大戦中の芬陸軍で使用された歴代戦車がレリーフになっているのですが(左上から:ルノーFT、ヴィッケルス(実はT-26S)、III号突撃砲G型「シュトゥルミ」。左下から:T-34-76「ソトカ(=あひる。芬軍での愛称)」、KV-1「クリム」)、ちゃんとT-34やシュトゥルミには、ハカリスティが刻まれており、「そこいらの戦車やないで!フィンランドの戦車や!!」と主張しています。こりゃフィンランドAFVファンのマストアイテム!

 ところで、四隅の六角ボルトは一体モールドに(いかにもヘヴィメタルらしくていいデザイン)なっているのですが、このピンズをご覧になった、かば◎氏曰く「もしKVエクラナミのボルトを表現しているのだとしたら、セータ☆氏なら『真中に小穴が欲しい』とか言いそう(実車のボルトには、ボルト製造時に出来た小穴が開いていることから)」。
 で、そのセータ☆氏実際にご覧になって開口一番、「願わくば真中に小穴が欲しかったところ」(その場大爆笑!)。

(なお、この「小穴の開いたボルト」は、パロラのKVエクラナミにもあり、「T-34 maniacs」のBBSにおけるつぁぎ青木氏の説では、「旋盤加工の際に部材のブレを防ぐ「心押軸」を当てるための凹み」ではないか、とのこと。勉強(?)になりますねぇ)


・フィンランド軍戦車Tシャツ:

 土産物店や博物館の売店の店先には必ず、ご当地ならではの珍妙なデザインのTシャツが(!)並んでいたりするものです。
 戦車博物館にもありました。 ななななななんと、
「T-34 Tシャツ」に「T-72 Tシャツ」!!

 「戦車博物館」と大書きされた「T-34-85戦車Tシャツ」のT-34にはハカリスティが描かれており、間違いなく「フィンランド戦車・Ps.245」なのであります。その背景の緑と黄のドットは、なにげに芬軍戦車隊のシンボルマークを形作っています。
 一方「T-72戦車Tシャツ」も芬軍仕様のT-72がプリントされており、絵の下には「PANSSARINYRKKI(ぱんさりにゅぃるっき=戦車鉄拳!パンツァーファウストもこう呼ばれてた)」と大書きされています。
 当サイトではこのシャツを、「フィンランドAFVファンの正装」として認定いたします(!)。


・戦車のネックレス:


 シャツをゲットしたら、その次はアクセサリーが欲しくなるものです(!)。
 そんなこともあろうかと用意してございます、「戦車のネックレス(ペンダント)」!

 。。。そのアイテムがまたなんと、
ルノーFTペンダント!!
 プラチナ(もどき)鋳造の銀色に輝くそれは、なんともトロケた造形になってしまっていますが、世界で初めて旋回砲塔を持った戦車、そしてなにより、フィンランド陸軍戦車隊が装備した初の戦車でもある「レヌ」(ルノーFT)以外には見えません(詳細と実車写真→参照)。奥さんやカノジョへのプレゼントにも最適です(とは言えない)。


・戦車のミニカー:


 「戦車博物館(の売店)」というからには、やっぱり、戦車の模型やおもちゃといった、「ウリ」が欲しいワケであります(~~)。
 払い下げの軍装品が若干販売されている他、売店のプラスティックモデルの品揃えは、ちょっとした模型店です(もちろん取り扱いは、特にフィンランドがらみのAFVのみ。なお売店のおばちゃんやお姉さんに戦車の知識はないので、「○○戦車の模型はないですか?」などと質問してもムダである)。

 そして「プラモを作るにはまだ幼い」というお子達のためには、ダイカストのおチープなミニカー(1/87スケールぐらいの大きさ)が販売されています(入手当時10マルッカ=約200円)。
 これらはただし、フィンランド製でもなければ(「made in China」)、フィンランド軍で使われた戦車でもないのですが、しかし、
なんだそのアイテム選択は。。。お子達は付いて来れるのか!?

 ワタシがゲットしたのは、「戦車の王様:タイガーI」(ドイツのティーガーE型重戦車。写真下左)。ま、これはアイテム化選択肢として当然だろう。一体モールドだが一応、独特の千鳥足転輪(らしく)再現してある。
 そして、「宿敵:スターリン戦車」!(ソ連のJS-3重戦車(を模したらしき)。写真下右)。
 。。。ヤだなぁ、「JS-3のぶーぶー」で遊ぶお子様。。。(~~)
 マーキングはムチャクチャとは言え(そりゃ、お子達に「考証」なんて必要ないさ!)、なんとも「オモチャごころ」をソソる「デフォルメ」というか「とろけ具合」なのであります(?)。



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