喫 煙 室
smoking room

・灰皿:
 以前、「雑記」で触れたことのある「逆さ植木鉢のある店は、タバコが吸える店」というのは、こういう画(左写真)のことを指しているのである。
 例えばここで示すのは、タンペレの某レストラン&バーのパティオ(中庭。所謂「ビア・ガーデン」のようになっている)。 テーブルの上に「逆さ植木鉢」が。

 最近のフィンランドでは、レストランであってもバーであっても(←これが信じられない)、「全席禁煙」というところが珍しくない。

・戦場でも一服:
 戦時中の兵隊のタバコと喫煙具各種。 「噛みタバコ」もある(下の段にはインスタントコーヒーと紅茶のパック)。
 ヘルシンキの戦争博物館sotamuseoにて。

・それでも吸いたい人の・・・:
 これは何か・・・??(巨大イチジク・○ンチョー??)

 ヘルシンキのソコス・ホテル・ヴァークナSokos Vaakunaの客室テラスに設置されていた、
「吸殻ポスト」である(!)。 上端の黒い孔の部分に吸い終わったタバコを捨てるのである。

 このホテル、以前は「全室喫煙OK」だったのだが、それがいつしか「禁煙室」と「喫煙室」に分けられるようになり(喫煙者はチェックインの際フロントで、「すもーきんぐ・るーむ、さいしんこ(saisinko)!」と、いちいち言わねばならなかった)、2004年に宿泊した際はなんと「全室禁煙」に・・・!!

 ・・・喫煙室はないのかと問うたところ、9階の部屋を用意してくれた(9階が客室としては最上階である)。 フロントの係員曰く、「室内は禁煙やけどテラスが付いてますねん。そこでなら・・・まぁ、ええでしょ」(関西弁ではなかったもののフロントマンの態度は、日本では信じられないぐらい軽〜いものだった!)。

 昔から馴染みの落ち着いた良いホテルであり、交通の便からしてもお勧めのホテルであるが、喫煙者にとってはツライところになってしまった。 我々が9階の部屋を取れたのも、たまたまラッキーだっただけのことであり、ご注意願いたい(フィンエア・プラスは大事だとも思った・・・溜まったポイントで宿泊予約しておいたのである。「お得意さま」だ!)。
 その「客室テラス」を撮影したもの。 ヘルシンキ市内を一望できる絶好の客室!(2004年春のヘルシンキ市内は工事中ばっかりだったけど(~~;))。

 国会議事堂をも含む「下界」を見下ろしながらの一服は、たとえ一泊だけでも凄まじい優越感。 「なんちゃって大金持ち」の気分である(!)。
(写真のおばちゃんお姉さんも、「シモジモ」を見下ろして悦に入っているところである(!))

・一番ウケた灰皿:
 ティッカコスキの中央航空博物館の駐車場に、毎週月曜と火曜にのみオープンするサープラス・ショップ(軍放出品店)の入口にあった灰皿。 ありあわせの材料と金属パイプで(店のオヤジが?)作ったもの。
 なんということはない、単なる「楽しい素人の日曜大工」だ。

 ・・・・ん?? なんだ、この脚の部分にくっついているブッサイクな物体は??
 よく見るとなんとこの金属板とパイプの合成物体、

 複葉機になっとるやないか!!(^o^)

 きちんと、デコレーションされていたんである。 驚いた。
 さすが飛行機大好きオヤジ。 やってくれます。 粋ですなぁ〜!

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