マスタードとお醤油
Turn Sinappia ja Japanilainen Soja-source


・甘い(!?)マスタード:

 フィンランド国内でポピュラーな、チューブ(いまどき金属製!)入りマスタード:練り芥子です。かつて、ぴえのいす・おじさん宅で食事を供された際にもテーブルに出て来ました。
 「これ何?」と聞くと「マスタードや。辛いぞ」と言われたものの、甘い。。。 本当に、全く辛くないのです!

 かつて当サイトBBSで、国際的な交友関係の広い桜樹ルイ16世氏も、フィンランド人のパーティに招かれた際にこれを供されたらしく、その「甘さ」に驚いたとのレポートをいただきました。

 フィンランド国内の大概のスーパーマーケットに置いてある商品ですが、少なくとも3種類:「マイルド」「中辛」「激辛」が確認出来ました。写真はその「激辛(Strong)」ですが、
なんにもStrongなことあらへん!!

 味がマズいわけではないのですが(ただし日本人のイメージする「マスタード」とはかけ離れている)、好き嫌いが分かれるでしょう。
 それにしても、「甘い芥子」を「辛い」と感じ、「マズい飴」を「辛い」と感じ、さりとて「甘くておいしいチョコレート」も作るフィンランド人の味覚。。。。まだ理解できません。。。

・ニッポン人のショーユ!?:

 こちらはフィンランド製の「お醤油」です(最近ではヘルシンキ以外のスーパーでも見かけるようになった)。

 その名も、「Japanilainen Soija」(やぱにらいねん・そいや=「日本人の醤油」の意)。
 どんな「あぁ勘違いテイスト」かと期待(?)していたのですが、なんてことはない、これは「間違いなく(我々日本人がイメージするところの)醤油」です。難の違和感もないのでちょっと拍子抜けです(?)。


 ところで、日本発のフィンエアの機内食には毎回、「ザルソバ(茶そばの小さなカップ)」が入っているのがお馴染みで(?)、きちんと「そばつゆ(小さなビニール製ボトル入り)」「お手元(フィンエア謹製割り箸!)」も付いて来るのですが、ワタシが初めて渡芬した際(1995年)には、まだフィンランド人には、「そばつゆ」と「しょーゆ」の区別がつかなかったらしく(「どっちも黒い」ので区別がつかなかったのか;)、ソバに付いてきたのは「醤油の小さなビニールボトル」だったのでした。。。ああ辛かった。。。(今では当然改善されていますよ!!)。


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