当然と言えば当然ですが、フィンランドにも所謂「ガチャガチャ」というジャンルの玩具は存在します。 写真はハメーリンナHämeenlinna市内のショッピングモールで見かけた、ベンダーの「群生」。 写真の「群生」に限らずこの国で見かける「ガチャガチャ」は、(古式ゆかしい)丸くて大きいカラフルなガムが出て来るようなものがほとんどです。 ただし中には、チンケな(ちょっとお世辞が言えない;)玩具が詰まっているものもありました(プラ製の指輪とかアクセサリー小物とか)。 日本のグレードの高い造形物など当然ながら(いや、残念ながら)、望むべくもありません。 昔ながらの「駄菓子屋さんの店先系」というか「脱力系」のオンパレードです。 実際にガチャガチャをしている子供の姿は見たことがありません。 きっと「頭のわるい子」に思われるのがイヤなのでしょう(!)。 それとも、親に隠れてこっそり回しに来るモノなのかも知れません(!!)。 |
北極圏サーリセルカの町のスーパーマーケットにて発見。 。。。絶句!! (因みに、日本製の「コイツによく似たキャラクター」とそのアニメは、フィンランドでも吹き替えでTV放送されたほど大人気) |
因みに、ベンダーの中を覗いて見ましたところ。。。 なんか気持ちの悪いヤツが居るよ、 ママ〜〜〜!! (このガチャガチャは流石に回しませんでした(~~)) |
ヘルシンキ中央駅の片隅に設置されていたベンダーを廻してみました。 (よせばいいのに)ココだけで4回もガチャガチャ。 1回1ユーロ(さぁ高いか安いか、お楽しみ!)。 カプセルの形状や大きさは、日本でお馴染みのものとさほど変わりはありませんでしたが、底部までまん丸なので、まったく安定させることが出来ません。 しかもこの「バリ」・・・・・。 もう日本では見掛けなくなりましたねぇ・・・・こういう成型品。 「子供が指をケガしたらどうするんだ」とか考えるのはやっぱり「過保護」なんでしょうか?? (それとも、あまりにブレイクし過ぎて金型が痛みまくっているのか!?←そんなことは、ない!) |
ネズミさんのカタチをした皮製の小銭入れ・・・・・かわいいなあ、たのしいなあ、うれしいなあ、あーあ。 ジッパーを開けると中から、ウヘッ、大量の「革のクズ」。 ネズミの内蔵が止めどなくボロボロ出て来た! ・・・・いや、今までは捨てるしかなかった物の有効利用、 一瞬「嫌がらせ」かと思いましたが、単に詰め物です。。 |
次はどんな(脱力系)キャラが飛び出すか!これが最後!と再々チャレンジ(懲りろよ)。 やっと「マトモに理解出来るモノ」が出ました。 「脱力系」ならぬ「癒し系」。 可愛らしい「ミニ・テディベア」。 ちょっと前に日本でも(特にOLの間で)ブレイクした食玩にもなったアレですね。 (いくら「癒し系」だからって、ちょっと待て。1ユーロ玉を使い果たして、そこまでして本当にコレが欲しかったのか?という一抹の疑問は拭いきれない・・・・・)。 |