周辺はこんな所です(詳しい場所は言えん!)。 因みにこの轍は、BMP-2が大挙進撃していった跡(演習場に繋がっている)。 | |
「ここから先、軍事施設につき、許可無く進入禁止!」。 「無断で入って来るヤツぁ撃つぞ!」・・・・・という物騒な国ではないものの、無用な日芬のトラブルは避けねばならない。 | |
いきなりこんな風景が目の前に出現したら、どーする!?(・・・・・いや、戦車マニアでなければどーするでもない、単なる「埃っぽい・油の臭いがキツイ・ガラクタばっかり」なんだろうけどさぁ・・・スゴイです、ここは。何がスゴイかよくわからないかも知れないが、スゴイです) | |
広大な敷地の中には、古今東西のAFVがゴロゴロと、みんなレストアを待っているのである(!)。 そこらへんをつい最近走ってきたばかりのIII突やT-34も駐車している(足回りの汚れ方がリアル!・・・ってそりゃ本物だからねぇ)。 | |
人が居た!(T-26をレストア中の、戦車協会のおっちゃんが一人・・・だけ) 追い帰されるかとヒヤリとしたが、取材交渉は我らが「ぴえのいす・おじさん」に任せた。 「あんたら何してますのんや?」 「いやー、(飽くまでも)模型雑誌の取材で来ましてん。調子はどないだ」 「ぼちぼちですわ。これが終わったらまだシュトゥルミ2台ほど動かさんとあきませんにゃー」 ・・・・・などとやってるトコロ(いや、ホントにそんな会話でした!)。 | |
「俺達のシゴトを見てくれ!」ってなもんで、戦車協会のおじさんは「戦車修理工場」(!)の中も見せてくれた。 いいねぇ・・・III突の砲身にタオルを掛けて干しておくセンス!(^^) まさに「生きている戦車修理工場」。 | |
作業卓の一部。 文字通り古今東西の車輛をレストアするため、その工具の数と種類たるや膨大である(ボルトひとつ回すにしても、ソ連製とドイツ製と英国製とで規格が違うのだから!)。 作業のご苦労が偲ばれます。 しかしやりがいのある仕事だ。 可愛らしいピンクのラジカセがまた泣かせる。(~~) | |
戦車協会専用のハデな「戦車回収車」。 | |
まだまだゴロゴロ。 チャリオティーアやIII突が「これでもか!」と転がっている。 履帯やらなんやらかんやら、戦車の部品もそこらじゅうに点在散在している。 作りかけの戦車がいくつも転がっているという意味において、ワタシの机の上や押し入れを、そのまま35倍したような感じだ。 | |
いいねぇ・・・T-26の砲塔を単なる「塗装台」として使ってしまうセンス!(^^) 黙々と作業を続ける、おっちゃん。 仕事はまだまだある。 背後のT-34-76・1942年型先行量産型が動く日はいつになるのか?! こうした人達が歴史の継承者として縁の下でがんばっている。 敬服するとともに、ある種の神聖ささえ感じる。 心からがんばって欲しいと思う(せめて資金援助のつもりで、戦車博物館の方でお土産を沢山買ってあげよう!)。 | |
「FAMO」18tハーフトラックはレストア作業が進められながら、博物館の表舞台に出てくるようになった。がんばって欲しい。(2011年末撮影) | |
三歩進んで二歩下がる(こともある・・・(~ヘ~))。(2015年秋撮影) |