ハメ城本丸の向かいに砲兵博物館はある。 写真左側にあたる位置である(因みに本丸の方には、刑務所博物館(!)などもある)。(2004年春) | |
古今東西の大砲だらけの屋外展示! フィンランドで使われたあらゆる種類の砲が収蔵されていると言って良い。(2004年春) | |
腰掛けて休むことの出来るベンチも多い。 ひとにやさしい博物館設計。 しかしそこに腰掛けているのは、タイクツな女。(2001年夏) | |
屋内展示ホール。 古今東西の大砲が並ぶ並ぶ。 貴重で珍しい大砲のオンパレードである。(2004年春) | |
冷戦時代の恐怖の遺物、FROGミサイル(ZIL-135車台)なんかも、(まさにどーでもいい感じで)置いてある。 今は亡き東ドイツ軍マーク。 東西統合の際の大バーゲンセールで、かなりの車輛をフィンランドは購入したのだが、その時に参考的に輸入したものであろう(あるいは「抱き合わせ販売」か、ミサイル保有を禁じた1947年のパリ条約の規制か。 芬軍に配備されることはなかった)。 (2001年夏) | |
砲兵陣地も再現してある。 そのまま戦争映画を撮れそうな仕上がり。 日芬の大砲マニアはウハウハだ。(・・・いやいや、おじさんは飽くまでも「雑誌の取材」です)(2004年春) | |
そんなこんなを尻目に、今回もまたタイクツな女。 風格のお城、澄み渡る湖、草原の息吹、青い空、大砲、そしてワタシ・・・・・などと悦に入っているトコロ(!?)。(2004年春) | |
あっちを向いてもこっちを向いても大砲ばっかり・・・・・というのとは裏腹に、実は風光明媚な所だ。(2004年春) | |
フィンランド近代砲術の父、ヴィルホ・ネノネン将軍。 タイクツな女は「あのねのねん将軍」などとしょーもないことを言ってタイクツを紛らわせているが(−−)、この人の発案・指揮した「少ない手持ちの火砲全門を以って一点を集中砲撃→即移動→別の一点を集中砲撃」」という、確実に一点づつ叩く(しかし切羽詰った)戦術なくして、「タリ・イハンタラの奇跡」は語れない。 圧倒的兵力差を以って完全占領せんと挑んできたソ連軍の、1944年夏の大攻勢を阻止したファクターのひとつである。 | |
現在の博物館名称は「MUSEO MILITARIA」という。(2015年秋) | |
大砲と砲兵部隊装備に特化していたが、通信部隊と工兵部隊(特に渡河装備)の展示も増えたことで、名称も変更になった。(2015年秋) | |
博物館の前に、サープラス・ショップ(軍放出品店)が昔からある。店内はムチャクチャ濃い!(以前、軍装品やらスオミ短機関銃のドラムマガジンを物色していたら、店の奥から銃本体まで(!)「・・・あるよ。買ってきな!」と出されたことがある!) コムソモレツ・トラクターと、最近になって白塗りのT-26軽戦車まで「看板娘」になっている。(2015年秋) |