Maneesiの中は、やはりちょっと「詰め込んだ感」が出ており、昔のような「ゆとり」は、もはやあまり感じない。 島自体に、真夏の太陽を求めてフィンランド国内外からの観光客も多いので、来館者も多かった。 で、新しい大物展示物は・・・シュ・・・シュタイア1500Aの消防車がっっっ!! | |
前にMOBILIAで見た、マンネルヘイムのロールスロイス・1915年型シルバーゴーストが。 | |
ヘルシンキ市内Sotamuseoからこっちへ持ってきたm/29飯炊き車。 | |
他にも市内から移した「旧sotamuseo」の展示品がある。 | |
お、ハチハチも健在!(37年型コムソレツ・トラクターは居なくなってた。とてもじゃないがこの限られた館内では、旧Sotamuseo収蔵品を含めた展示すべきものが尋常ではなく膨大なので、入れ替えしていかざるを得ないだろう) | |
以前にあった移動野戦外科病院と迫撃砲陣地のセットは撤去され、対空監視所と塹壕のセットに変わった。 | |
「あ・・・・・・フラッシュはヤメテくださいっっっ!!」 | |
こんな場所(暗い塹壕の脇)に立て掛けられた自転車のこんな部分、フラッシュ無しでは撮れませんよ!(;o;) (って、まぁ、こーゆー部分をこんな風に撮るヤツってモデラーだけか) | |
いきなりスツーカが搭載していた爆弾と、1944年夏のフィンランドに駐留して対ソ地上攻撃に大活躍したクールメイ戦隊の紹介が。 (知らんかったけどクールメイ中佐って戦後、西独空軍の少将になってんのな) | |
ふと見上げるとフィンランド空軍機がっ。 ものすごくよく出来た、しかもスケールのデッカイBW-364とMT-451。 | |
壁沿いに並ぶガラスケース内に、戦時中のフィンランド/ドイツ/ソ連の軍装や武器の展示もある。 | |
さて別館「Tykistömaneesi」。 従来の展示館「Maneesi」の裏側にある(ワタシの記憶ではさらにこの裏に消防署があったはずだが---島で唯一の消防車と救急車を配備する)。 | |
写真左側に見えるのが別館。 島全体が世界遺産で、古い町並みはそのままに残されて現在も使われている。 | |
「コスプレ体験のコーナー」! 戦時中の戦車兵の革ジャケットと同じものが置いてある。 資料性高し! | |
m/36野戦服とか。 このコスプレ・コーナー、お子様に大人気だ(・・・旧軍をネタに日本じゃとても出来ないコーナーだな)。 | |
フィンランド軍の歴史を知る上でオススメの「(戦争映画)これだけは見ておけ!」とか、「フィンランド戦場まんがシリーズ」の紹介とか。 | |
博物館がある「Iso Mustasaari(大・黒島)」から「Susisaari(狼島。寿司島ではない)」へ橋を渡って、しばらく海岸沿いを歩くと、突然このように潜水艦「ヴェシッコ」が出現する。 | |
艦体中央から乗艦しチケットをチェックされ、艦首の魚雷発射口から見ていく。 | |
笑っちゃうようなキッチンだが、笑い事ではない(!)。 潜水艦だから当たり前だと言われればそれまでだが、真近に見る外見は「思ったほど小さくない。想像よりも大きい」のに、内部空間はその逆で、とにかく小さくて狭い。 | |
艦体後部の機関室。 エンジンが動いている往時の状況を想像するだけで耳を塞ぎたくなる。 | |
艦尾末端の乗組員のベッドルーム。 閉所恐怖症でなくても閉所恐怖症になる。 しかも隣や下のベッドの戦友に屁をこかれたりした日にゃ・・・。 | |
ご不浄。 恥ずかしいとか何とかいうことよりも、往時の「香り」と「ヴィジュアル」を想像しただけで絶句する! 現在は便器は取り外されており、「ココにお便所がありましたよ」という解説パネルがある。 潜水艦博物館は、ここでオチ・・・というか出口となる(ウマイことした?!)。 | |
艦外へ出るとすぐ、スクリュープロペラや梶がよく観察できる。 | |
反対に見上げると、艦橋が観察できる。 さ、ストックしてあるスペシャルネイビーのナナニイTyp.IIAつくろっかなー!・・・というモチベだけは、いやがうえにも高まる(!)。 | |
来館者(来艦者)は結構多く、艦内は狭い。 ハイハイ順番に並んで並んで。 一度にそんなに入れません。 | |
艦橋と機関砲などをよく見ようと思ったら、すぐそばの土手というか小高い丘を登るとよい。 | |
島を後にするフェリーからスオメンリンナ教会の尖塔を望む。 | |
ヘルシンキ港フェリー乗り場のそばには大統領官邸。 (因みにこの撮影前日、ヘルシンキでトランプとプーチンが米ソ首脳会談(←「ソ」じゃないって)をしていた。「激突!二大怪獣ヘルシンキを襲撃」というべきか「実録・仁義なき戦い!」というべきか・・・市内はちょっとした大騒ぎだった) |