博物館前のバス停周辺がなんと、ごく小さなスペースながら・・・石畳に舗装されていたことにまず驚いた!(そぅ・・・これまでに帰路で何度か路線バスに裏切られ、いつぞやは極寒の中、ワタシと友人:せいもく氏が数時間立ち往生していた場所(~~;)) | |
レストアから出てくるモノ、レストアのために下げられるモノ・・・何度訪れても、その度に色んなモノを出したり引っ込めたりしてくるんである・・・だから通ってしまう。 冬戦争中にフランスから供与されたオチキスの25mm対戦車砲m/34「マリアンネ」なんて約20年ぶりに復帰していた。(以下、2018年夏の撮影)。 | |
18tハーフトラックのレストアも遅々として・・・否、ゆっくり確実に進んでいる。 | |
ほれ、それが証拠にフロントグリルが出て来た!(前輪とサスペンションのユニットも実は出て来てる) | |
模型展示もハイレベル。 しかもほとんとがフィンランドネタ(!)。 IPMSフィンランドの大会入賞作品や、国内外の模型誌で見たことのある作例も。 | |
屋外展示場への小道が・・・キレイに舗装された。 柵を兼ねた手すりまで出来てる。 | |
手前の車両は、よく見ると(試験的にだけ芬陸軍が入手した)BTR-80じゃないか。 この他にも毎回、珍しいモノ出して来るんだぜ、フィンランドさんは。 | |
前後2段の屋外展示車列に、クラウド・ファンディングで資金が集まった結果、立派な屋根が出来た。 フィンランド国外からの投資は、日本人がトップだったそうな(そんなにBT-42が好きかっ!○ルパン・ファンがよくがんばった!)。 ・・・どうりで、ワタシが毎回売店でどれほどお土産を買って帰っても、ここまでの設備投資がムリだったハズだ(~~;) | |
まぁその・・・「塹壕まで舗装する」のは如何なものか・・・と思ってしまったのは、ナイショだ。 | |
これで真冬でも安心して見学できる。 (・・・が、以前のように「(車両によじ登らずに)丘の上から車両の上部を撮影する」というようなことは難しくなった) | |
ついでにISUも塗り直した(ちゃんと色が4BOになってる!)。 | |
「エンジン展示ホール」で見かける意外なモノって、例えばこーゆーモノ。 この時は何本かのドラム缶が・・・って、フィンランドに供与されたドイツ軍の200mlドラム缶の色んなバリエーションが5本ばかり並んでいた(蓋のモールドやマーキングは、モデラー必見!)。 | |
博物館入り口近く、バックヤード方面に通じる道端には、そのまま戦争映画が撮れそうな「破壊された民家のセット」が(可動車両の実働イベントで大活躍だろう)。 | |
風光明媚で長閑、自然豊かな緑あふれるパロラの町を・・・売店で買い込んだ本やTシャツや空薬莢など土産物を詰めた背嚢を背負い・・・ 真夏の太陽の一向に沈まない、傾きもしない炎天下(この年の夏は30度をゆうに超えた!)、ひたすら駅方面に歩くと・・・(ほぼ真っ直ぐなHattulantie(ハッツラ街道)を1km程度だからそんなにムチャな距離ではない・・・と思うが、過酷) | |
・・・交差点の一角に、目指すレオパルト2A4が!(いつもバスで通り過ぎるだけだったので、かねてから会いに行きたかった) | |
をを、コレか、会いたかったぞー! Ps.273-43号車! | |
いちおう「現役主力戦車」ですよねぇ・・・こんなトコやあんなトコも撮影させてもらえるんですかっ?!J隊と違って!? (・・・と誰かに許可を得ようにも誰もいない。もっとも、「防犯カメラ撮影中」の立て看板はあるので、悪いことはできませんよ←どこで誰が監視してるのかは、謎) | |
えっ、レオ2A4の転輪のリムって、こんなバリエーションが1両に混在してんの!?・・・というようなコトが発見できた(実はこの写真の3つの転輪、3つとも外周ゴム側面のモールドが違う!)。 | |
思えば遠くへ来たもんだ。(というか、やっぱりデカイわ、レオパルト) | |
と、道路を渡った反対側を見ると・・・前回まで何も無かった場所に、III突まで出て来た!! | |
以前、戦車旅団基地のゲートに置かれていたPs.531-21号車だった。 | |
「レオパルト・シュトゥルミ交差点」からさらに5-600mほど?北上すると、パロラ駅。 地元の利用客も、電車が来る直前でないと誰も来ない。 「秘境駅か」と独り言を大きな声で言っても誰も聞いてない。 | |
(ヘルシンキ近郊ローカル線の)R系統=R-junaが、相変わらず1時間に1本停まるか停まらないかのパロラ駅だが、上下線とも意外と遅くまで来るには来る。 (戦車博物館が閉館してからでも一応電車はある。今では、路線バスに裏切られた時も駅まで歩けばなんとかなりそうだ) | |
駅前に民家以外なんっっっにもない(喫茶店もない)パロラ駅から、さらに数百m歩いたところにあった戦車博物館への標識。 車ならほぼまっすぐ「1.5km」ってウソじゃないだろうけど・・・歩くのは健脚自慢の方にしかオススメしない。 (水を求めて、涼を求めて、この標識からさらに数百m歩くと、突然でかいスーパーが・・・2軒並んでいる!もっと分散しろよっ!) | |
大発見。 暑い夏の「足湯」ならぬ「足炭酸水」。 2軒並ぶスーパーの「S」と「K」どっちで買っても良いが(概して「S」の方が商品が安い)、駅に誰もいないことを良いことに、靴を脱ぎ、靴下も脱ぎ、飲み残した炭酸水を裸足にぶちまけると気持ちが良い!空気は乾燥しているのでシュワーーーとキて、どんどん揮発する。生き返った! | |
もうポータブル端末が当たり前の時代になってるんだから、駅の時刻表は事前にチェックしておこうな・・・。(とはいえ「何もないトコロで何もしない贅沢」が出来る素晴らしいタイミングが出来た・・・1時間半以上(!)) (因みに「レオパルト・シュトゥルミ交差点」から続く、画面奥に見える高架道路から駅のホームへは、階段からダイレクトに降りることが出来る。ヘルシンキ方面ホームとタンペレ方面ホームそれぞれ別の階段でしか繋がっていないが、高架道路側にその案内表示が無いので注意!そのうえ、格子状の鋼材(グレーチング)で組んだだけの階段が地面まで筒抜けで、高所恐怖症の人にはタマラナイだろうから注意!) |