AJS木炭エンジン・オートバイ(1936年型)

「AJS」はイギリスの(今は亡き)オートバイ・メーカー。
輸入したフィンランドが独自に無理矢理こんな改造をしたのだと思っていたら、
なんと大戦前には木炭エンジンで発動するこんなバイクが、
AJSでは正式に生産されていたらしい(!)。

写真は2004年、自動車・交通博物館mobiliaにて展示されていたもの。


オートバイの展示コーナー。古今東西の様々なバイクが並ぶ。
(バイク乗りにとっては、かなりのお宝の山と見た)


そんな中にかなり古くて渋いオートバイが。
ふむふむ、AJSの1936年製か。
AJSってメーカーのこと、これを見るまで知らなかった。

出たー、木炭ガス・ジェネレータ!
いかにもダメそう戦前戦中の苦労が偲ばれる風体である。


そのガス発生器(発動機)。
見るからにケツが重たくて、運転しにくそうだ!
二人乗りも(あるいは荷物を載せることも)、さぞやツラいだろう。


解説プレートをよく見ると、
「単気筒・単シリンダ(うわ!)」「排気量:350立方cm」
・・・と紹介してある。
(それ以外の詳しいスペックなどは不明)

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