ホーカー・ハリケーン
Mk.I(HU-452/HC-452号機)


引き続き、ヴァンターの航空博物館で特別展示されていたHC-452号機。




機首。 排気管の独特の形状が興味深い。
3枚プロペラ(これはロートル社製?)のスピナー直径は機首先端径ぴったりではなく、
心持ち・・・大きいようだ。



左舷の主降着装置(主脚)。



反対側。
みんな足を乗せたくなるんだろうね・・・タイヤに(~~)



さらに収納庫部分を前方から。



収納庫と合わせて、オイルクーラー(ラジエター用エアインテイク)内部に注目。



機種前部に付いているキャブレター(気化器)用インテイク。



右舷側の主脚。
(後に見える着陸体勢のF-18の模型がどうやって空中に固定されているかと思ったが
・・・単に上からピアノ線で吊ってあるだけだ(~~))



その根元。



右主翼下面、交互に4つ並んでいる薬莢排出口。



胴体のパネルが1枚外されているので、
内部構造(羽布部分の木製フレームや奥の鋼管のフレーム)がわかる。



引いて見ると、すごい絵面・・・「Me109G-2舐めのハリケーンMk.I」。
月刊モデルグラフィックス1989年11月号(vol.61)に、
本機が中央航空博物館に展示されていた頃の写真(とHC-456の素晴らしい作例!)が掲載されていた。



映画「空軍大戦略」の影響か、「呼ばれてすぐに飛び立てる軽快な戦闘機」としてイメージしていたよりも、
はるかに図体の大きな戦闘機である。 第一印象は「デカイなっ!」。
フィンランド人は「ハリケーン」をフィンランド風に・・・「フリカーニ」と呼んだという!

ハリケーン:実機写真集特別編
ソ連軍のハリケーンMk.II
(の残骸)を見る?



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