コメットMk.TB巡航戦車(Ps.252-23,38)

このWW2末期にイギリスが開発した、この最後の「巡航戦車」は、1960年にイギリスからスイス経由で、くず鉄同然の破格の値段(1輌25000ポンドだったとのこと。当時の為替レートが1ポンド=約1008円という資料があったので、約2千5百20万円というのは、少なくとも「戦車の値段」とは思えないぐらい安い値段ということらしい)で、合計40輌購入されたそうです。




館内展示の車両(Ps.252-23)。




車体前面、操縦手視察孔。開けていても右手はほとんど死角になっているので操縦しにくそうです。
またご覧の通り、緊急時にパッと閉めることができないようです。
いくら分厚いとは言え、耐弾性を犠牲にしてまで、前面装甲にこんな大きな丸穴を開けるのはいかがなものか?
イギリス戦車が弱そうに見えるのはこのせいか?
そんなこと言ってる割にうれしがって写真撮りまくっているとはどういうことか?




操縦手視察孔の上部。ペリスコープが二つ並んでいます。



車体左側、通信手側面ハッチ。出入するクリアランスを取りたいのはわかるが。。。こんなカタチなぁ。。。




その通信手ハッチを覗いたところ。向こう側に操縦手の操行レバーが見えています。




機関室後部左側面とフェンダー。




車体後面。マッチボックスの1/76のディテールアップ用?




砲塔左側面のスモークディスチャージャー(発煙弾発射機)。




その上についている探照灯。




屋外にもう1輌展示してあります(Ps.252-38)。




左前方から。
主砲17ポンド砲のマズルブレーキの穴を計っているケッタイな男はワタシです(笑)。穴の直径は、前:90mm、後:85mmでした。




左後方より。




右後方より。



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