Hyvää Joulua!
(「ひゅヴぁぁ・ようるあ」=「メリークリスマス!」の意)

 古い話だが、1996年のクリスマスウィークはフィンランドで過ごすことが出来た。12月26日、サーリセルカのホテルをチェックアウトするために部屋のTVを消そうとして、ビックリ!驚愕!唖然!
 なんとそこに映っていたのは、ワタシの敬愛してやまない、チャールズ・ブロンソンその人ではないかっ!!() どうもクリスマスに合わせて放送しているドラマスペシャルらしく、クリスマスを背景にしたアメリカのTVドラマであった(その後現在に至るまで、タイトルもストーリーもわからない。共演俳優は「宇宙の7人」でお馴染みの(!?)リチャード・トーマス)。
 ブロンソンのお言葉がフィンランド語字幕になっている(しかしワタシの頭の中では当然大塚周夫氏に吹き替えられている)。 もしビデオデッキがあれば、当然録画するところだが、あいにく旅先ではそうもいかない。 その上チェックアウトする時間になってしまっている。 絶体絶命!!。。。カメラを大急ぎで取り出し、TV画面に向かってシャッターを押したのだった(フラッシュを気にする余裕もなく)。

 日本に帰国して現像してみてさらに驚いたことには、ちょうどシャッターを切った瞬間の映像は図らずも、なんとブロンソンがあの声で「メリークリスマス!」と声をかけているまさにその瞬間であった(しかもフィンランド語字幕で!)。 フィンランドにおけるクリスマスのこの写真は、一世一代のトクダネである(ワタシにとってだけ)。
 そんなワケでクリスマス特別仕様のトップページにしてみました(毎年この時期だけこの写真をお披露目できればよいと思っている)。

かつてみうらじゅん氏のマイブームのひとつにチャールズ・ブロンソンがキて、田口トモロヲ氏と「ブロンソンズ」なるユニットを結成したことがあった。
 ちょうどおりしもその頃、京都市山科区に在住していたワタシと親しい友人2人は、「ええよなぁ、ブロンソンは!」という話で盛り上がっていた。たまたま日曜洋画劇場で「バトルガンM-16(「Death Wish IV」)」が(もう何度目かの)放送されたことがキッカケであった。
 誓ってもよいが、みうらじゅん氏にそそのかされたワケではなく、まったく同時期に偶然にもワタシ達もたまたまブロンソン映画の魅力(「警察はアテにならない、オレが法律だ」という勧善懲悪、いつどの映画を見ても「愛する者の仇を取る」復讐劇)について当時盛り上がっていたのである。  しかしその直後に「ブロンソンズ」が「マイブーム」から「アワブーム」に。 我々も自らを「山科ブロンソンズ」を名乗り、日夜(勝手に)ブロンソンの魅力について語り明かしていたのであった。。。(そういう名前をつけること自体、本家ブロンソンズに対する「負け」を認めているのだが;)


 現在、齢ほぼ80歳のチャールズ・ブロンソンはアルツハイマー病を患い、残念ながら俳優業から退いている。しかし彼の魅力のひとつ:「いつ見ても同じ演技」「トシ食ってもアクション」は決して終わってはいない。 人類最大の敵であろう:「病」と、(恐らく命の尽きるまで)闘い続けているのだ。 がんばれ、ブロンソン! ありがとう、ブロンソン!! (か)

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夢中暦200312
 。。。という上記の文章を昨年12月に書いていたところ、今年2003年8月30日(現地時間)、チャールズ・(ブロンソン)・デニス・ブチンスキーはロサンゼルス市内の病院にて、ついに老いと病との闘いをまっとうした。 享年81才。 心から哀悼の意を表しつつ、ワタシは今も彼からは「男気」を学ぼうとしている。
 ワタシは、彼がフィンランドでも「メリー・クリマス」と言ってくれたことを生涯忘れない! そして信じている。。。そう、
 「ヤツはきっと帰ってくる」と。。。!(か)

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夢中暦200412
 クリスマス・・・フィンランドとブロンソンに思いを馳せる季節となった(!?)。
 今年もテレビ東京では「午後のロードショー」で「ブロンソン特集」。 それも命日8月30日の週に! 隠れた名作「ブレイクアウト」を初めて観た。 そして「レッド・サン」・・・なんと吹替え新録だった(!)。 番宣はまたしても「ブロンソンズ」という念の入れよう。
 死んでからも、まだヤってくれる・・・その男気、恐れ入ったぜ、ブロンソン! (か)
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