BMP-1歩兵戦闘車(Ps.152-83)

1981年より使用されている旧ソ連製の歩兵戦闘車(フィンランドでは「rynno"kko"panssarivaunu=突撃戦闘車」と呼称)で、BMP-2とともに現在も(東ドイツ軍の崩壊時に、破格の値段で購入したものも含め)フィンランド独自のバージョンアップが図られたタイプが現役です。
2002年から戦車博物館に展示されるようになった車両は旧式となった、バージョンアップ前のものです。




左側面と右側面。この側面に描かれている国籍マークが、実は「シール(カッティングシート)」だったことが判明しました(他の現用車両でも同じく確認。端っこがめくれていました!)。




車体後部。フィンランド軍仕様の独自性が顕著なのが、フェンダー末端(ウォータースラスター下端)に追加された反射鏡です。




前方より。



戦車博物館には、砲塔のみが以前から展示中。




(そんな状態なので)内部をじっくり見学することが出来ます。ただし中に入って、車長席や砲手席に座ってみることはできません(珍しく!?)。




砲盾(ああ禍禍しい!)。主砲として73mm砲、その砲身上にあるのはファゴット対戦車ミサイルのレール。



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